一般的に男性より女性の方が失恋は引きずらないと言われています。
確かに、終わった恋にいつまでもうじうじしてしまうのは男性の方が多い印象です。ふわーっ、ぼーっとした雰囲気でひとり黄昏ているな・・・。たぶん、元カノのことを考えているんだろうな・・・。そんな男性の情景はしばしば学校や職場で見かけますよね?
そうかといって、女性は全員、失恋を引きずらない・・・かと言えば、そうでもないはずです。そこで、本日は、失恋を引きづってしまう方へ、終わった恋を断ち切るべきか?否か?について考えてみたいと思います。
彼との思い出を断ち切れないならOK
筆者は失恋の辛い気持ちを断ち切れない人のパターンには2種類あると考えています。
一つ目は、彼との思い出を繰り返し思い返してしまい、恋愛中に重ねた彼との思い出を断ち切れずに悩んでいるパターン。「彼とあんな場所へ行った」「彼との喧嘩も懐かしい・・・。」
「彼との思い出が懐かしく感じられ、あの頃に戻りたい・・・。」だから辛い。そんな人はいくら悩んでいても問題ないと思うのです。
理由は単純で、恋愛がホットな状態と仮定すれば、今現在、それをクールダウンしている時間。運動した後に体温が平熱に戻るまで時間がかかる人がいるのと同じで、思い出が記憶から消えてゆくまで時間がかかる人がいるのも自然だからです。
誰しもいずれは記憶が薄れてゆくもの。その時、失恋の悲しみが、ぽっかり空いた寂しさから次の恋愛を求めるようになるでしょう。無理に断ち切ろうとしても、辛さが膨らむだけ。泣きたいときは好きなだけ泣けば良いのです。
自分を責めているならNGです
2つ目です。失恋した理由を自分に求めてしまうタイプの場合は、早めに失恋の苦しさを断ち切れるように努力した方が無難です。恋ピットでも、『彼氏にフラれた女子へ!この映画で元気を取り戻そう!オススメ映画5選』や『失恋を断ち切れ!カーペットの色は大切という話』など、失恋から立ち直るためのコラムをいくつか公開していますからご参考にしてみてください。
失恋した理由を自分に求めるとはどういうことでしょうか?
それは、失恋した原因を延々と自分の行いや気持ちの中に探し求めている状態です。例えば、「自分があの時に言った一言が原因だったのかもしれない」や「私の性格が暗いのかも」など、自分の性格や趣味、話し方に原因があるのではないかと考えてしまうことです。
何故それがダメなのでしょうか?
恋愛は対等な関係が必要
そもそも恋愛は、お互いに性格や趣味、話し方など2人の相性が合うか試すための査定期間です。あなたが元カレから査定されている一方、あなたも元カレを査定すべき期間が恋愛期間。
査定の結果、審査に落ちてしまい、失恋したとしても、それは一方的にあなたがダメ・・・という訳ではなく、元カレがあなたにとってふさわしくない理由も絶対にあるはずです。
双方に別れる原因があったはずですし、どちらが良いというものでもありませんよね?
もし、あなたが自分を責めてしまっては、次の恋愛でも絶対に対等な関係を築けません。
自分にダメ出しをしてしまうと、どんどん悪い方に考えてしまい、いずれ、その考え方がクセになるでしょう。ですから、早めに失恋を断ち切って、クセになる前に次の彼氏を見つける方に労力を費やすべきなのです。
繰り返しになりますが、あくまで恋愛は対等な関係です。自分のあら捜しをする癖をつけないために、早めに断ち切った方が吉と筆者は考えるのです。
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