以前、ショットバーの魅力についてご紹介しました。(バーの正しい楽しみ方。女一人で楽しむショットバー講座)
これが、結構、好評で、いまだにじっくり読まれる方が多い様子。もしかしたら、この記事を読まれてバーに通っている方がいらっしゃったら嬉しいですね。
ところで、バーに行ってみたは良いが、どう振る舞ってよいのか分からない方も多いみたいですね。バー特有の静かな雰囲気にドギマギしてしまう・・・なんて方には、まだまだ敷居が高いお店かと思います。そこで、本日は、ショットバーでバーテンダーの方と会話を楽しむための話題について考えてみたいと思います。
基本はバーテンダーへの質問から
もし、1人、または女2人で初めてのお店に入店した場合、余程、無口か空気の読めないバーテンダーでない限り、注文を取り終え、落ち着いたタイミングで声をかけてくれるはずです。「住まいはどこか」「いつもどんなお酒を飲んでいるのか?」「今日は、すでに飲んできたのか?」など、様々。この会話には共通点があって、職業など細かいプライバシーに関する質問が少ないこと。
その代わり、今日はどれほど飲めるのか?これ以上飲んで無事帰れるのか?どんなお酒が好きなのか?など、カクテルのテイスティングを存分に楽しんでもらうための事前情報を探ってきます。バーでの会話に慣れている人は、ここから会話を膨らませて、バーテンダーと仲良くなってゆくのですが、もし、あなたが初心者でしたら焦る必要は全くありません。もちろん、必要以上に緊張する必要もありませんし、質問に普通に答えてゆけば問題ありません。
会話の勝負は2杯目からです。恐らく、1杯目はビール、ワイン、いつも飲みなれたカクテルなど、無難な注文をしたに違いありません。しかし、2杯目からは違うお酒を注文したいものです。そこで、大切なのが、どんなお酒を飲むべきかバーテンダーに質問することです。
甘いお酒か、スッキリ、まったり、辛口など、一つのテーマを与えて、どんなお酒がおススメか質問してみてください。バーテンダーの人から色々なお酒を紹介してもらうことができます。
なぜ、お酒の質問をすべきなのでしょうか?それは、最初にバーテンダーから質問を受けているはずなので、こちらからも話しかけなければ、バーテンダーと会話を広げることが出来ないからです。しかし、初対面の相手にネタを振ることなど、誰も簡単にできるものではありません。そこで、2杯目の注文に引っ掛けて、お酒に関する質問をするのです。
こちらから質問をすることで、徐々にバーテンダーの方も声をかけてくれる回数が増えてくるはずです。その受け答えをしている内に緊張をほぐしていきましょう。会話が楽しくなってくるはずです。
バーテンダーにウンチクを語る必要はない
ここで、一つご注意を申し上げます。それは、バーテンダーの人にお酒に関するウンチクを語ってしまうこと。緊張のあまり、お酒の話をこちらからしてしまうと、後で会話が続かなくなります。
なぜならば、バーテンダーはお酒のプロ。プロに向かって素人がお酒の知識を披露しても限界があります。どんどん会話がマニアックになってしまい、こちらが付いてゆけなくなりますし、中にはお酒に並々ならぬコダワリをもったバーテンダーもいますから、琴線に触れてしまうこともあるのです。もしろん相手は笑顔をたたえていますが、面白くない客と思われても仕方ありませんしね。
いくら自分はお酒に詳しい!と思っても、バーではあくまで素人として振る舞いましょう。
話題に困ったらこんなネタはいかがでしょうか?
会話の基本は質問からとお話ししました。それでも途中で会話が途切れないか怖いのが人情というものです。そこで、予めこんな話題を用意しておくと安心できます。
旅行の話題・・・旅行の話題は鉄板です。自分の海外旅行の体験談を話しても良いですし、バーテンダーに質問してみても良いでしょう。普通に海外旅行の話は盛り上がりますし、ご当地のお酒の話題に発展することもあります。例えば、ワインと言えばフランスですが、フランスの各地を旅行した体験談から、あの地方のワインにはこんな特徴がある。こんあ種類の銘柄があるなどの情報をキャッチすることが出来たりする話題です。
恋愛ネタ・・・難易度の高そうなネタに聞こえますが、そうではありません。例えば、「結構、一人で来られる男性の方も多いんですね。」なんて切り口で構いません。もちろん、バーテンダーはあなたに恥をかかせるような切り替えしはしてきませんが、「男性との出会いを求めてバーに来ているのかな?」と直感します。うまい具合にいけば、常連さんの中から年齢や会話が合いそうな男性と会話を繋げてくれることもあります。
最近の時事ネタ・・・どうしても話題が見つからない方限定ですが、最悪、時事ネタで会話の糸口を探すこともできます。映画や音楽、趣味の話題は相手と好みが違った場合に、会話が続かない原因になりますが、時事ネタは余程、テレビや新聞を見ない人でない限り共通するネタ。もちろん、ずっと時事ネタだけでは、つまらなくなってしまいますが、共通する話題を探すために使うのはアリです。
いかがでしたか?バーは敷居が高そうで、女一人でも十分に楽しめる場所です。ぜひ、この機会にバーに挑戦してみてはいかがでしょうか?
コメント