ベンゾで暴力的になる?イライラの原因はアノ薬かも?

ロフラゼプ酸エチル

メンタルクリニックで処方されるベンゾジアゼピン系(いわゆるベンゾ)の薬を服用している方、要注意です。

ベンゾジアゼピン系の薬とはデパスやメイラックスなど様々な商品名で売られており、気持ちを落ち着かせる薬としては日本ではポピュラーな薬です。

これらの薬は、不安な気持ちを落ち着かせたり、抑うつ傾向の人に処方される薬で安全性が高いと言われてきました。

しかし、実は私、ベンゾ系の薬を飲み始めて1年くらい経過した頃からか、むしろイライラが増長し、脱毛や体にボツボツが出始めてしまったのです。不眠もかなりひどいものになってきました。

はじめは、まさかベンゾジアゼピン系の薬の副作用だと分からず、真面目に服用していたのですが、最終的に辛い離脱症状を乗り越えて断薬したところ、イライラや不眠症、体のボツボツなどがスッとなくなりました。

しかし、薬を飲み始める前よりもストレス耐性がなくなった様に感じられ、今では服用したことを後悔しています。

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医師は簡単に処方した

私が服用していたのは、 ロフラゼプ酸エチルというベンゾ系の薬の中でも緩やかで長時間の効果があると言われる薬です。元々、会社の人間関係が苦手でストレスが溜まりやすかった私。

転職を契機に人間関係に疲れてしまい軽い気持ちでメンタルクリニックで薬を処方してもらいました。

医師の説明では、すぐに効果が出ない代わりに安全性が高く、気持ちが楽になる作用が期待できると言われました。

量も1日1mgで決して高容量という分けではありません。

服用してから数ヶ月後にはすっかり気分の落ち込みはなくなり、明るい気持ちになったことを覚えています。

暴力的になった私。奇異反応とは

そんな状況を1年半ほど続けた頃、徐々に不眠症がぶり返して来ました。

また、明るい気持ちは継続しているものの、徐々にパートナーのちょっとした行動にイライラするようになり、八つ当たりが多くなってきました。

さらに、記憶力が悪くなった実感もあり、体に赤い発疹まで。

パートナーとのキスでも口が臭いと言われるようになりました。

なぜ、そのようになってしまうのかまったく理解出来なかったのですが、次第に薬を疑うようになった私。

ネットで調べてみたところ、医師は安全性が高いと話しており、ネットでも安全な薬とされてきたベンゾ系の薬が、実は奇異反応と言って、本来の薬の反応とは逆の作用をしてしまうことがあるというのです・・・。

また、ベンゾジアゼピンの副作用に悩む方の薬害情報サイト(全国ベンゾジアゼピン薬害連絡協議会)まで存在し、中身を覗いてみると、ベンゾ系の薬で人生を棒に振ってしまった方の体験談が掲載されていました。

中には私と同じ症状を訴える方も・・・。

激しい離脱症状

後で絶対にやってはいけないことだと知りましたが、驚いた私は、一気に薬を辞めることを決意。

1週間ほどは何事もなく経過した記憶があります。

しかし、1週間を経過した時、激しい気分の落ち込みと共に、頭の血管を締め上げられて意識を失うようなピリピリした感覚に陥りました。足や手の感覚も麻痺して体が寒い状態。

耳鳴りも常にしている状況で、上手く説明できないのですが、ジッとしていられない感覚です。

調べて見ると離脱症状と言われるもので、ベンゾ系の薬は一気に断薬してはいけないと知りました。

しかし、途中で再度服用するのも怖く、断薬を継続。

すると2週間目から強い不眠症が発生。毎日4時間程度しか寝られません。

眠くても強制的に脳みそに起こされている状況・・・。会社に出勤するのも苦しく、休みがちになりました。

2ヶ月してようやく苦しい症状は軽くなったものの、脱毛が続き、未だにちょっとしたストレスで体が押しつぶされそうな状況。ただ、パートナーに対する暴力的な自分はなくなり、以前よりは睡眠出来るようになった気がします。

医師は正しい情報をくれない

今、私はベンゾ系の薬を断薬してから3ヶ月目でこの記事を書いています。

やはり、薬を飲む前よりもストレス耐性が著しく低下した実感はあります。本当に元の自分に戻れるのか自信はありません。

何よりも、今回、この記事を書こうと思った理由が、恋愛に苦しみ、このサイトで恋愛の答えを探している方の中にはメンタルクリニックのお世話になっている方が少なくないと思います。

しかし、ベンゾを飲み続けると恐ろしい未来が待っているかもしれないということです。

もちろん、医師の助言なく私のように一気の断薬をしたり、服用することが適切な方もいるので一概に飲むなとは言えませんが、疑問に思わずに飲むのではなく、負の側面を知って欲しいと思います。

たった、1年半。ロフラゼプ酸エチルを1mg服用しただけで、かなり辛い想いをするハメになった私。

今ではむしろ、服用せずに、カウンセリングを受けて認知行動療法のような治療を受ければ良かったと後悔しています。

科学的な薬を使わないメンタルクリニックで、酸棗仁湯と柴胡加竜骨牡蛎湯を服用してもらい、漢方で回復することを目指していますが、あのまま飲み続けていたら、パートナーとの関係も破綻していたかもしれません。

もし、服用するのであれば、しっかり薬の性質を説明してくれる医師を選びたいものです。

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この記事を書いた人

電車の中や仕事の休憩時間の暇な時間にちょっといい情報が読めるコラムサイトを目指して、恋愛を中心にオリジナルのオピニオンを日々公開しています。女子のみなさんから大人の女性まで幅広い方からの支持を集めています。

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