突然ですが、あなたは、彼氏からどんな呼び方をされていますか?
ニックネームでしょうか?それとも「あなた」と呼ばれる?はたまた、面白い呼び方をされたりしていたり・・・。
でも、名前以外の呼び方で、No.1に多いのは「お前」ではないでしょうか?
なんか「お前」なんて、ちょっと嫌ですよね。事実、不快感をおぼえる女性は多いようです。
では、なぜ、彼氏はあなたのことを名前ではなく「お前」と呼ぶのでしょうか?
今回は、彼氏がお前と呼ぶときの男性心理について考えてみたいと思います。
自分のテリトリーに入れた安心感の心理
彼氏が、あなたのことを「お前」と呼ぶときにもっとも多い心理が、「自分のパーソナルスペース」に入れたという安心感です。
基本的な男性心理として、男性は常に自分の周りに強固なパーソナルスペースをもっています。一見すると見えにくいのですが、ちょっとした壁みたいなものがあって、たとえ会社の同僚であっても、相当仲良くならなければ、お互いに適度な距離を保とうとするのです。
これは相手が女性でも同様で、冗談や軽口などで女性を笑わせているような男性でも、実はパーソナルスペースを持っていて、それ以上、相手のプライベート。または、自分のプライベートに立ち入らせないようにしています。
つまり、古い言葉でいえば、「縄張り」。自分なりのテリトリーをもっているといえばわかりやすいのではないでしょうか。
あなたの彼氏が、あなたのことを「お前」と呼ぶのは、心理的な距離が縮まり、あなたが彼氏のテリトリーの中に入ったということです。
自分のテリトリーに入った、数少ない安心できる人物なので、まるで自分の一部のように感じているのではないでしょうか。
コンビのような一体感を感じている心理
実は、今、私は、この記事を書きながらハリウッド映画の「ダイハード」をみているのですが、この映画の主人公「ジョンマクレーン刑事」は、相棒のことを「お前」と呼びます。
男性が感じる最上級の愛着心は「一体感」です。
実は男尊女卑なんて言葉がありますが、男性側の心理では、女性のことをバカにしたり、軽視したりすること意図は一切なく、女性に対して「一体感」や「仲間意識」を求めています。
彼氏があなたのことを「お前」と呼ぶ心理は、決してあなたのことを軽視したりバカにしている訳ではなく、あなたのことを「自分と同じ波長でつながった相棒」のような感覚を持っているからなのです。
もし、あなたの彼氏が、あなたのことを「お前」と呼び始めたら、あなたのことを捨てがたい一生ものの相棒と感じはじめている証拠なので、嫌な顔をせずに彼氏の気持ちを受け止めてあげましょう。
自分がリードしてゆくという覚悟の心理
一部の恋愛系ブログの中には、彼氏があなたのことを「お前」と呼ぶ心理について、「女性より優越感を感じたいから」と書かれているものがありますが、私は、それを嘘だと思っています。
確かに男性は、女性に限らず、他人に対して優劣をつけたがる傾向にありますが、自分の彼女に対して優位性を持ちたいなんて考える男は正直いってバカです。
それよりも、「俺は、コイツを守ってゆく」という覚悟をもつ男性は多いと思うのです。
自分の女を守ってゆく。大昔から男性のDNAに埋め込まれたこの心理は不変であり、その覚悟の表れとして、名前の呼び方に現れたのが「お前」なのではないでしょうか。
彼女との仲が良いときも、喧嘩したときも、たとえ病気をしても、仕事で上手くいかないときも守ってゆく。彼女を自分がリードして、引っ張ってゆく。
彼氏がこの覚悟を持ったときに、名前ではなく「お前」と呼び始めるのです。
ちなみに、結婚してから彼氏が旦那に変わったタイミングで「お前」と呼びはじめるパターンも多いようです。自分が夫として家族を守ってゆく心理が働いたと考えれば自然ですよね。
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