CanCamの調査によると、23歳以上のカップルの実に26%が、職場で恋人を見つけているそうです。(【カップル7000人調査】合コンは2%だけ!恋人と出会った場所、「学校・職場」に次いで多いのは「○○」)
驚くことではありませんね。確かに社内恋愛はしょっちゅう耳にしますし、長い時間を一緒に過ごしているのは、やっぱり職場の同僚でしょう。
であるならば、同僚だけではなく、会社の上司と恋愛関係になることだって少なくないはずです。あまり、公になっていないだけで、上司と部下の関係の恋愛話はちょくちょく聞きますよね。
もし、あなたが会社の上司を好きになってしまった場合、どのようなデメリットがあるのでしょうか?危険な恋の誘惑がある一方、リスクも知っておいて損はありません。
そこで、本日は、会社の上司に告白され(または告白し)、付き合うことになった時のデメリットと対処法について考えてみたいと思います。
バレた時の被害は甚大
これは誰でも想定できるものですが、もっとも起こり得る危険な罠は、やっぱり、社内恋愛の事実が周囲の同僚にバレてしまうことではないでしょうか。
もっとも、同僚同士の恋愛なら、バレたとしても恥ずかしいだけだったり、自分が彼氏と離されるだけで済むかもしれません。
しかし、これが上司と部下の関係ともなると、数倍になって返ってくると考えて間違いないでしょう。
上司ともなる人は、その会社で社歴がそこそこ長い人となります。加えて、周りも常に注目している人物です。従って、噂話も尾ひれがついて増大することは間違いありませんし、ポジティブな噂よりは、ネガティブな噂が多くなるでしょう。
中には、「自分が会社で優遇されるために付き合った」なんていう妬みや嫉みが混じった噂が多いのが特徴で、いたたまれなくなって退職に追い込まれるなんていう女性もいるようです。
部署異動や不利な仕事に回されることも
こんな話も聞いたことがあります。
それは、万が一、恋愛の進展が上手くいかなかった時。上司の裁量権で部下である女性の方が仕事で遠くの部署に飛ばされたり、不利な仕事を回されるようになったケース。
本来はあってはいけないことですが、恋愛がうまくいっているうちは、むしろ、あなたを優遇し仕事の面でも有利な条件で働かせようとするのが人間心理。
一方、彼との関係が上手く行かなくなったときは、自分から極力離したいと思うものです。関係の悪化具合によっては、「辞めて欲しい」とまで考えてしまうことも十分にありえることです。
困ったことに、相手が同僚男性であれば、単に気まずくなったり、社内で面倒を感じるだけで済みますが、相手は上司の男性です。
一般社員と違って、人事権やそれなりに社内で権力を握っているものです。
ですから、本人に悪意はなくても、それを乱用してしまうなんてことは往々にして起こること。そのリスクを付き合う前に考えておくべきでしょう。
被害の少ない関係性とは
とはいっても恋愛なんて狙ってはじまるものではありません。
自然と相手を好きになってしまうものですし、単にそれが同じ職場の上司であっただけのことです。
では、もっとも上手くいく上司部下の関係の社内恋愛はどんなものでしょうか?
それは、部署違いの上司の場合です。
会社組織がよほど狭いなら話も変わってきますが、そこそこ部署の概念をもった会社であれば、部署を飛び越えて権力をもっている役職者は多くありません。
物理的に席が離れていることも多いでしょう。
この場合は、万が一、失恋してしまったり、恋愛が上手くいかずに気まずい関係になったとしても、最小限の被害で済むケースが多いです。
もちろん、噂話や妬み、嫉みの対象になることはありますが、それは同僚男性との社内恋愛と大きな違いはないはずです。
時間が経過することで、すっかり忘れてもらうことも可能だったりします。
もちろん、恋愛からの結婚まで進めればよいですが、万が一、会社の上司とお付き合いするのなら、できるだけ別部署の上司としたいものですね。
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