[aside type=”normal”]会社員 あこさん 26歳
好意を持たれると拒絶してしまいます。
お互いにまだ意識していないときに素敵だなと思った男性がいても、その男性が自分に興味を持っているとわかったら、嫌われたくないとか、いいところを見せたいと思ってプレッシャーを感じ、疲れてしまってそのうち相手を拒絶してしまいます。
片思いの状態が自分としては楽しくて、両思いになると逃げたくなるのですがどうしたら楽しく恋愛ができると思いますか?自分に自信がなく、いい彼女を演じる自信がありません。[/aside]
男性と相思相愛になると、自分に自信がなくなってしまい相手を拒絶してしまう、あこさん。いい彼女を演じようとしてしまうばかりに自分が疲れてしまうのでしょう。どうしたら、上手に恋愛をすることができるようになるのでしょうか?
そもそも欠点のない人はいない
彼氏から嫌われたくないばかりに、本音とは違う別人を演じてしまって恋愛に疲れ果ててしまう女性は結構多いと思います。セキララゼクシィ『彼に嫌われたくなくて頑張るのは逆効果?』によると、女性の実に54%が好きな男性に嫌われたくないがために無理をしたことがあると答えています。
あこさんの悩みは特別なことではなく、誰でも経験したことがある悩みといえるでしょう。
しかし、その結果、自分が疲れてしまい上手に恋愛ができないのならなんとかした方が良いですよね。
ここで一つの疑問があります。それは、嫌われたくないと「いい彼女」を演じた結果、本当に彼氏から好かれたのか?ということです。
これは恋愛に限らず、すべての人間関係にいえることなのですが、どんなに素晴らしく欠点のない人でも、他人から陰口や悪口を言われたことはあるはずなのです。つまり、自分は完璧な人間を演じていても他人から見れば絶対にどこかに欠点はあるはずです。100%完璧な人間などこの世に存在しないと言われる所以です。
「いい彼女」を演じたところで同じです。いくら彼氏好みの良い女性を演じたところで、彼氏から見ればどこかに欠点はあるはずなのです。
恐らく、あこさんの場合は、いい彼女を演じる→彼氏はあなたの欠点を見つける→さらにいい彼女を演じる。この繰り返しになってしまい、それがトラウマになって恋愛自体に臆病になっていることが上手に恋愛ができない原因なのではないでしょうか?
お互いに成長する関係になろう
そこで、オススメしたいことがあります。それは、いい彼女を演じるよりも本質的に欠点をなおす努力ができる人間になろうということです。演じることと、努力することの間にどれほどの違いがあるのだろう・・・。と思う方もいるかもしれません。
しかし、決定的に違うことがあります。それは、いい彼女を演じることは、あたかも欠点が治ったように装い100%の自分を演じてしまうことです。一方、努力とは、あくまで将来の目標です。今は、50点かもしれないけれど、将来100点を目指そうとすることです。もしかしたら、80点までしか治らないかもしれません。でも、あくまで目標なので、80点でも別に構わないのです。
そして、もう一つあります。あなたが欠点を治す努力をするのと同時に彼氏にも欠点を直してもらう努力をしてもらいましょう。
あこさんが悩む原因の一つに、自分ばかり責めてしまうことが挙げられます。しかし、本来は自分にも欠点がある一方で、パートナーの男性にも欠点がない訳ではありません。絶対に不満はあるはずです。
理想のカップルは、お互いの欠点を認め合いながら双方で目標をもって努力してゆく関係です。フェアな関係があるからこそ、「自分だけよい彼女を演じなければ」と悩む必要はありませんし、今の自分に疲れてしまうこともないのです。
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