ディズニー映画に興味がないと答える女子は、それほど多くないと思います。一方、男性側から見れば、恋愛映画は恥ずかしくて、恋愛中心のストーリーに入り込める人は多くないと思います。
でも、彼氏と一緒にディズニー映画を見たい!そこで、本日は、彼氏と一緒に見られるディズニー映画を、男性でも耐えられる前提で選んでみました。
ポカホンタス
いきなりマイナーどころからスタートします。1995年公開のディズニー映画『ポカホンタス』ですね。
意外とご存知でない方が多いように思いますが、ポカホンタスは、実在の人物です。ヨーロッパからアメリカへ移住した人々がアメリカを植民地にする上でインディアンを排除する必要があったのですが、その為に移民たちが使ったのが、ホウハタン族の首長の娘・ポカホンタスです。
最終的に、ポカホンタスが移民たちと交流をもち、油断したインディアン達は移民たちに移住を成功させることを許してしまう史実があります。ポカホンタス自身も、イギリスへ連れてゆかれ病死してしまう悲しい歴史があるのですが、アメリカの歴史の重要人物としてアメリカ人なら知らない人はいないでしょう。
そんなポカホンタスと移民のラブロマンスを描いたのがこの映画です。彼氏もストーリーのバックグラウンドを知れば、ハマる人がいるほど。絶対に見てくれます。
塔の上のラプンツェル
『アナと雪の女王』にも出演していることで話題になったラプンツェルですが、アナ雪は見たことがあっても、ラプンツェルはないと答える男性が多いと思います。
ずっと塔に閉じ込められていたラプンツェルが泥棒のフリンとの出会い、そして、フリンと共に塔を抜け出し外の世界を見る。そして、ラプンツェルを押さえつけていた老婆ゴーテルとの決別。命をかけて手に入れたフリンとの真実の愛。
一見すると、恋愛要素たっぷりの男性が苦手とするストーリー展開ですが、自分の殻を破ることの大切さ、そして外の世界の広さ。そのような人間の成長を暗示するものがたっぷりと織り込まれています。
男性は、このような「成長」というキーワードが大好きです。古くは『キャプテン翼』、『ドラゴンボール』、最近だと『ワンピース』など、冒険して成長する。そんなマンガが流行りますが、そこには男子の成長意欲があります。だからこそ、ラプンツェルは男性が見られる数少ないディズニー映画の一つなのです。
美女と野獣
ディズニーらしい、コテコテの恋愛ストーリー『美女と野獣』ですが、この映画なら男性でも見られます。
ストーリーは言わずもがななのでここでは書きませんが、美女と野獣の中で取り上げられる野獣が男性自身が投影される絶好の存在なのです。
自分のことを不器用だと思っている男性も比較的多いと思います。映画の中に登場する野獣とつながります。そんな野獣でも最愛の恋愛ができる。そんな暗示を示しているのがこの映画の素晴らしさではないでしょうか。
こちらも、男性の心には突き刺さる映画といえるでしょう。
1991年の公開当時。興行収入は16億円と決して大ヒットしたとは言えない成績でした。しかし、今でも語り継がれる映画になっているのは、先ほどご説明したように一種のサクセスストーリーであるだけでなく、音楽や映像、演出の素晴らしさも相まってでしょう。ぜひ、彼氏さんと一緒に見てくださいね。
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