人生は待ってはくれません。たとえ、借金という汚点を抱えてしまったとしても、返済まで待っていては、婚期を逃してしまうことにつながります。
それに、結婚はタイミングも重要で、もし、今しなければ、目の前の彼氏が離れていってしまう可能性だってある訳です。だからこそ、あなたも借金はあるけど、結婚したいと思う訳ですよね?
そこで、本日は、借金があるけど結婚したい!をテーマに、借金を抱えたまま今の彼氏と結婚をするために考えておかなければいけないことをご紹介します。
彼には必ず話すこと
最初に、将来、結婚を考えている彼氏との信頼関係の話しからはじめたいと思います。
もし、彼氏に借金を抱えている事実を話していない場合は、早い段階で話すべきです。夫になる彼にとって、結婚後に妻に借金がある事実を知った場合、大変なショックを受けることになり、その後の信頼関係に大きく影響してしまうからです。
「結婚する1ヶ月前に借金があることが分かりました。」(Yahoo知恵袋)
Yahoo知恵袋には、こんな悩みを抱えた人の書き込みが散見されていますが、結婚後だけでなく、結婚式の直前に借金の事実を知らせるなんてことも当然NGです。
結婚後、その借金を夫になる彼氏も背負わなければいけない事実を考えましょう。夫婦になる訳ですから、あなただけで背負うことはできません。従って、彼にも一緒に借金を返済しようとする覚悟がいる訳で、覚悟ができるまで相応に時間がかかるはずですよね?
だからこそ、あなたの「結婚したい!」の気持ち以前に、早い段階で彼氏には話しておくべきなのです。
当面、実家で暮らす選択も
借金がある以上、いつかは完済しなければいけません。出産や子育て、自分たちの老後のことまで考えれば、早めに借金を完済すべきでしょう。
その為には贅沢はできません。最初に削らなければいけなものは、固定費です。固定費とは、家賃や光熱費など、毎月決まって必要になるお金のことで、冠婚葬祭など突発的なお金は相対的に見た時にさほどの出費にはなりませんが、固定費は中長期的に大きな金額になってゆきます。
固定費を削るためには生活スタイルから見直さなければなりません。まず、家賃です。
二人の愛の素も悪くはありませんが、それは借金を完済してからにしましょう。親御さんの協力を得て実家で暮らすようにします。
実家で生活をすれば、同時に光熱費も浮く計算になります。
例えば、月に8万円の家賃と1万円の光熱費を想定した場合、年間108万円ものお金が浮く計算になります。食費として30万円を両親に渡したとしても、残りの78万円を返済に充てることができるでしょう。
確実な人生設計を持つこと
そして大切なことが、計画です。例えば、いつまでに出産するか、老後までにいくらくらい貯金したいか。もちろん、そこには借金の返済計画が欠かせません。
まだ、年齢が若ければ、出産を少し延期して、共働きし、返済を早めに終わらせる必要があるでしょうし、出産を遅らせられない年齢であれば、住宅や車の購入を諦め、時間をかけて返済するなどの選択をすることになります。
いずれにしても、借金を返済する計画を人生設計に織り込まなければなりません。だからこそ、確実に周到な計画が必要になってくるのです。
なお、人生設計を立てる上で大切なことは、楽観的な計画は立てないこと。例えば、夫の収入が安定的に上昇する時代であれば、ある程度、希望的な計画を立案しても問題ありませんでしたが、今は、収入が増えると誰も断言できません。場合によっては転職を余儀なくされることだってあるのです。
加えて、病気になる可能性だってあるはず。もし、人生の過程で、つまづくことがあっても生きてゆけるだけの余裕は見ておきたいものです。
借金があるから結婚できないと思わない
最後に、借金があるから結婚できないと悲観的に考えすぎることもやめましょう。結婚と借金は実は別問題だったりします。
彼氏の理解と周到な計画、そして両親の協力があれば、むしろ一人で完済を目指すより、余程、現実的な場合もあるからです。
二人で生きてゆくことは、万が一、片方が病気や仕事の不都合で失職しても、もう片方で補える場合が多いからです。それに、共働きすれば、一人よりも収入が増える訳で、借金の負担も軽減されるはずです。
ネガティブな発想は逆に自分を追い込んでしまうことにもつながります。勇気をもって、彼氏に打ち明け、どうすればよいかを一緒に考えることが大切なのではないでしょうか?
コメント