最近は、ナシ婚といって、結婚式をしないカップルが増えています。
結婚式をしないことで両親の煩わしさや友達が少ない場合の気まずさを避けることが出来るほかに当然、お金を節約することにも繋がります。
一方で、結婚式をしないと離婚率が上がるというデータもあります。その点で、結婚式をしない悪影響も懸念されますよね。
実は筆者は結婚式をしなかったナシ婚派。
そこで、本日は結婚式をしないナシ婚の影響と、結婚式の代わりのお祝い方法をご紹介したいと思います。
結婚式をしない影響は離婚のしやすさ
ある調査によると、離婚した夫婦のうち結婚式をしなかった割合は60%という統計データがあります。
つまり、離婚をした2人に1人以上が結婚式をしない派だったことが分かっています。
ただ、既婚者の私の観点でお話しすると結婚式をしないと離婚率が上がるのはある意味当然と思っています。(というか、私も少し結婚式をしなかったことを後悔している派)
理由を簡潔にまとめると、
- 結婚生活に友人や親族を巻き込みにくいので孤立しがち
- 離婚したら結婚式に来た友人や親族に示しが付かないという気持ちがない
- 結婚する!という気持ちの切り替えが出来ない
これが大きな理由だと思っています。
案外、「結婚生活に友人や親族を巻き込みにくい」という理由は後々気がつく人が多いのですが、事前に理解出来ている人は少ないと思います。
どういうことかというと、結婚式を挙げていないので、妻の友人や親族は夫の存在を、そして夫の友人や親族は妻の存在を理解し切れていません。夫婦というよりも、恋人同士という認識をされてしまうので、後々、人間関係のすれ違いを生みやすいのです。
ウチの場合は、これが原因で親族から孤立してしまっています。
さらに映画のカチンコのように、ここからが結婚生活のドラマが始まる…のような仕切りがないので、結婚後もしばらくは恋愛時代の感覚が残ってしまいます。夫婦になって初めて見える苦労やお互いの嫌なところもあるのですが、嫌なことがあるとすぐに逃げようとしてしまうんですね。これも離婚の原因になると思います。
つまり、結婚式をしないことは、結婚という一歩上のステージに立てず、そのまま離婚に向かってしまうことが挙げられるのです。
結婚式をしないが離婚リスクを減らすお祝いとは?
先ほど、離婚したカップルの約60%が、結婚式をしない派だったとお伝えしました。
一方で、残りの40%は結婚式をしていても別れたということになりますし、結婚式をしなくても分かれていない夫婦も結構いることになります。
どうすれば結婚式をしない派でも離婚のリスクを下げることができるのでしょうか?
私は二つのお祝いが非常に大切だと思っています。
一つはフォト婚。もう一つは指輪の存在です。
フォト婚
フォト婚(フォトウェディング)は、結婚式の代わりにプロのカメラマンを雇って、庭園などで写真を撮ることで、芸術的な写真を残すことができます。
ポイントは庭園の選定から衣装合わせまで、まるで本物の結婚式のように二人で協力をしてイメージを作っていくところ。
また、形として思い出を残すことができるので、「本当に結婚したんだ」という意識を感じることが出来ます。
相場は15万円〜20万円くらいで、業者により価格の差はありますが、大きく内容に違いはありません。
安くて、じっくり相談に乗ってもらえる会社を選ぶと良いでしょう。
マリッジリング
マリッジリングは、結婚指輪のことですが、これも結婚生活を維持する意味では重要です。
女性って結婚指輪に対して思い入れはあると思うんです。
価格も張るし、なんと言っても夫と一緒にこだわりのリングを選ぶって結構思い出深いものだと思うんです。
そして指にはめていると重みがあると思うんですよね。この重みが結婚の重みを意識させてくれて、結婚生活を維持することに役立つと思うのです。
まとめ
私は、結婚式をしない代わりとして、大それたイベントをする必要はないと思いますが、最低限、フォトウェディングと指輪だけはケチらずにやっておくと後々離婚を意識することが少なくなるのではないかな?と思っております。