彼氏の親に結婚の挨拶をすることに・・・。
結婚という人生の一大イベントを無事に乗り切るためには自分と彼氏の二人の協力だけでは不十分です。
自分の親はもちろん、彼氏の親にも挨拶をして、これからの二人の人生が円満に過ごせるようにお願いをしなければいけません。
でも、彼氏の親への挨拶。思わぬ失敗をしてしまい、今後の結婚生活に遺恨を残してしまうことも耳にします。
そこで、本日は、彼氏の親に結婚の挨拶をする時に相手方が心証を悪くしてしまう失敗談をご紹介したいと思います。
手土産なしで行ってはいけない
彼氏の親御さんと普段から仲良くしてもらっていて、改めて結婚の挨拶をしにいく段階になって、いつもの感覚が抜けきらずに手土産を持たずに行ってしまったというパターンを耳にします。
普段から仲が良いので、まぁ大目に見てもらえるだろうと甘い考えは禁物です。
実は、手土産を持参するのは、相手の親御さんに対する気遣いなどではなく、あなたの「常識力」を示すためです。
特に古い考えの親御さんの場合、妻になるあなたの役割は、夫に恥をかかせないように日頃から気を配る役割です。そのあなたに常識力がないと判断すると不安を感じてしますでしょう。
少し古い考え方ですが、昔の世代の考え方としては女性は家を守る重要な役割を担っているのです。
彼氏との日常を語りすぎてはいけない
親にとって子供はいつまで経っても子供です。
その子供がいざ女性を連れてきて結婚するという段階に来ても親はピンときていないことが多いです。
彼氏の親に挨拶に来て談笑をする段階で、あなたと彼氏との普段の生活についての話題になるでしょう。しかし、この話題、親にとっては自分の子供が自分から離れてしまうようで寂しくもあり、なんともいえない気分になるのです。
でも、だからこそ普段の息子の様子を聞きたくなるのも親心。あなたに対して色々質問してくるでしょう。
「普段は何を食べているのか?」「休日はどこに出かけているのか?」「子供はいつ頃作る予定なのか?」
など、徐々にエスカレートしていき、より具体的な話に踏み込んでくるかもしれません。
でも、当たり障りのない返答をしておいた方が無難でしょう。
親は息子が自分から離れてしまう寂しさから質問をしたものの、あなたとのリアルな生活の様子を想像すると、さらに生々しさを感じてしまうものです。
理屈では結婚して自分から離れてしまうことが分かってはいても、あなたに子供を取られたという感覚が芽生えてしまい、後々、舅姑問題に発展する可能性も否めません。
そうならないためにも、どんな質問が来ても、そして、普段から仲が良くても、彼氏の両親に結婚の挨拶をするタイミングでは、無難な答えに終始しておくことをオススメします。
泊まらないで帰ること
彼氏の両親に結婚の挨拶に来た。
そして、彼氏から「今日は泊まっていこうよ」と言われても、挨拶の段階では出来るだけ帰るべきです。
というのも、未だに昔気質の人は結婚をする前に泊まることを良しとしない人がいます。
もちろん、彼氏が泊まっていけばといった手前、両親も「どうぞどうぞ」といった反応をするのですが、心の中では、お泊まりを許すのは正式に結婚してから・・・。と考えている親が一定割合います。
その時に空気を読まずに「じゃあ、泊まっていきます」と言ってしまうと、あなたは空気の読めない奴の烙印を押されてしまうでしょう。
ちなみに、彼氏の両親から泊まっていくことを勧められた場合も、挨拶の段階では帰った方がよいでしょう。改めて別のタイミングで訪問した時に泊まらせてもらった方が無難です。
もちろん、あまり泊まることに拘らないタイプの人もいますが、夕食の準備や寝具の準備など、人1人泊まらせるだけで、ある程度の準備は必要です。彼氏の両親に負担をかけてしまうことにもつながるので、その意味でも初回は帰った方がよいのです。