他人の意見に耳を貸すべき?ほどほどに聞くが正解な理由

人のアドバイスは受け入れたた方がためになる・・・。他人の意見には素直に従った方がいい、頑固になるから。そんな話は、ごまんと聞きますね。

事実、東洋経済オンライン『これが「意見を聞かない人」の精神構造だ』でも、他人の意見に耳を傾けない人は、自分の都合ばかり押し通す人だと書かれています。

しかし、これが、すべての人に当てはまることなのでしょうか?

例えば、あなたが他人から「●●さんって、もっとああした方がいい」などというアドバイスをよく受ける人で、すべてそれらのアドバイスを受け入れる必要があるのかについて考えてみたいと思います。

全員があなたを理解している訳ではない

実は、筆者も一昔前まで、しょっちゅう他人から「こうすべきだ!」と意見された一人です。しかし、こうも言われました。「あなたには自分の意見がない。」

一見すると関連が無いように見えますが、筆者はこの2つの言葉に対して非常に矛盾を感じてしまい悩んでいました。なぜならば、あらゆる人から受けるアドバイスは時として、相反することがあり、すべてに耳を傾けていると、どれが正解なのか分からなくなることが多々あったからです。

正解が分からなければ、普段の行動や話し方さえも、どっちつかずになってしまい、結果的に「自分の意見が無い人」になってしまいます。

ところが、ある時、ふと考えてみたことがあります。いくら職場や友人同士で一緒に行動することが多くても、1日の半分以上毎日くっつく位、自分と一緒にいる人間はいるのだろうかと。

答えは否です。つまり、誰も自分の深いところまで観察したうえでアドバイスをしている訳ではなく、たまたま、その時に感じたことを発言しているに過ぎないのです。

自分に軸をもつことの大切さ

そんな浮草のような人の意見のすべてに耳を傾けていては、自分自身も水面に浮かぶアメンボウのように、どっちつかずの人間になってしまうでしょう。

筆者は、人の意見を素直に受け入れる前に、自分自身がどうありたいか?について考える方が先決ではないかと思っています。つまり、軸です。

例えば、家庭を大切にしたいから、お付き合いの残業はしない。どんなに辛いことがあっても弱音を吐かない・・・。なんでも良いのです。自分にとって理想の人生とは何かを決めましょう。

理想の人生とは、言い換えれば、自分自身の目標のことです。

目指す人生観と照らし合わせたとき、他人の意見を取り入れた方が、その目標に近づけるのであれば、素直に受け入れるべきですし、遠く離れるのであれば、「あくまで参考」にすべきです。

人に不快感は与えないこと

最後に一つだけ注意があります。他人のアドバイスで、一つだけ大切なこと。それは、あなたの行いで他人が不快に感じていると助言を受けた時。

そんな時は、その不快に感じさせてしまった部分を分析し、速やかに正すべきです。なぜならば、あなたの軸、理想の人生は、他人様には関係ないことだからです。自分の目標のために、他人を不快にさせて良い訳がありません。

その一点のみ気を付ければ、必ずしも他人の意見をすべて聞く必要はないのです。

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