ちょっと待って!沖縄移住に失敗する人々。移住の現実を知ろう

今夏、沖縄滞在を満喫してきた筆者。那覇を中心にレンタカーを借りて、あちらこちら観光を堪能してきました。なんだかスミマセン・・・冒頭から忙しく働く読者の方に謝ってしまう訳ですが、都会の喧騒を離れて沖縄へ移住してみたいと考える方、多いのではないでしょうか?

この旅は、知人が沖縄へ移住しているということで、ワタクシもいつの日にか!と、その可能性を探る旅でした。

そこで得た移住者たちの情報を筆者の独断と偏見も交えつつ、ちょっぴり傲慢に、そして本土の人間目線で、少し沖縄の方からのお叱りを恐れずにご紹介したいと思います。

なぜ、沖縄に住み続けられない!?

一口に沖縄と言っても、那覇がある本島を筆頭に、海が綺麗で、飛行機で渡りやすい宮古島。それからそれから日本の端に当たる与那国島や波照間島など、島の特色も様々。

そんな魅力に溢れた沖縄ですが、総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告(平成21年)によると沖縄へ転入する移住者の人口はなんと2万6000人。驚くほど多くの方が移住しているようです。一方、転出者の数も2万5000人と転入者と同じくらい県外へ引っ越しをしている計算。もちろん、沖縄から結婚や就職を切っ掛けに本土へ出てゆく人もいるでしょう。しかし、この中には移住に失敗した方も多数含まれているというのです。

筆者の知人の話として、「沖縄を正しく理解しないで、観光気分で移住してくる人が多い」のだそう。

つまり、観光で沖縄に行った時の浮かれ気分のまま移住まで計画してしまうパターンが多いと言うのです。確かに、沖縄以外の他県に引っ越しをする場合、仕事は大丈夫?生活は成り立つ?家は?ご近所付き合いは?など、先立つのは心配ばかり。中々、生活基盤がない場所に引っ越しをするのは容易ではないはずですよね。

一方、沖縄へ移住したいと口にする人の多くが、仕事のストレスや都会の人の多さからの避難場所のように捉えるケースが多く、沖縄以外の他県へ引っ越しをする際の慎重さから目を背けてしまっている・・・そう言えるかもしれません。

本土では分からない沖縄県

どの県にも県民性や特色があるでしょう。当然、沖縄県にも存在します。特に都会に住んでいると、この県民性や土地柄を理解しにくいものです。

どのような特色があるのでしょうか?

① 就職・転職などの仕事面

沖縄の青い空沖縄へ移住するにあたり、最初にクリアしなければいけない問題は、仕事です。収入無くして生活は成り立ちません。
そこで、これまでのキャリアを元に沖縄の企業へ就職しようと転職活動をする方もいらっしゃるかと思います。

転職活動に当たり、沖縄の企業へ面接を申し込む訳ですが、ありがちな失敗としては、「何故、我が社を選んだのですか?」という質問。
「沖縄の生活に憧れまして・・・。」なんていう本音を言っては不採用。「沖縄の経済に貢献しようと・・・」「東京で培った経験を元に御社に貢献したい」。これらの回答の多くはNGなのだそうです。

何故なら、移住を目的に採用面接を受ける方が口を揃えて言う言葉だから・・・。

加えて、沖縄県は島国です。都会で経験した多様な経験を活用したい・・・という言葉は、会社の風紀を乱すと捉えられることもありますから注意が必要です。地方で大切なことは、「新しい」ことよりも「和」だったりするものです。

和を大切にしながら、その会社に就職しなければならない絶対的な理由が必要です。

もっとも、沖縄県の経済は観光産業で成り立っていると言っても過言ではありません。それゆえ、運よく仕事にありつけたとしても、生活は決して楽ではありません。

中には、移住してから転職活動開始。仕事が見つからずに泣く泣く本土に戻ってくる人もいるそうです。沖縄県は、仕事が無くても生きてゆけるなんて噂もありますが、それは都市伝説の域。沖縄社会に入り込む前から甘い幻想は禁物です。

沖縄で成功する人の多くは、インターネットビジネスや、自分のネームバリューで仕事ができる人が多いのです。つまり、住まいは沖縄県にあるが、仕事はエリア・フリーで働いている人です。

② 人間関係


仕事の面をクリアして、次に直面するのが人間関係です。沖縄県以外のいわゆる地方であれば、どこでも起こり得ることですが、やはり、島国であるからこその人間関係の悩みもあるそうです。

第一に、結構、排他的。初対面ではにこやかであったご近所さんや同僚でも、ちょっとしたことで人間関係を壊すことも。そんな時の噂は一気に広がります。

例えば、沖縄県民は約束の時間にルーズと言われますが、都会人の感覚を引きづったまま、ちょっと注意してしまった途端に、「コイツは都会気どりして・・・」となってしまうものです。

また、周りの友人や同僚がとにかくプライベートなことを知りたがる。という話も聞きました。誰と恋愛をしている。お金はいくらくらい持っている。どんな家族構成なの?など、よく言えば家族同然。悪く言えば詮索好きと感じるでしょう。
プライベートを人に知られることがストレスになる方は、都会向きではないでしょうか?

③ 意外と離婚率が高い!

のんびりしている沖縄県のイメージがありますが、沖縄県の離婚率は日本一であることはご存知ですか?

この理由について、It mama『沖縄県の離婚率が日本一高い」本当の理由が明らかに』では、そもそも沖縄では離婚が恥ではないという見解を報じています。これが、本当かどうかは分かりませんが、筆者の見立てでは、女性が強く、男性はどこか頼りない印象を受けました。女性が独立心を持ちやすい風土ということでしょうか?

さらに、夫のDV(家庭内暴力)も多いと言うデータがあるそうです。普段は大人しい性格の男性がストレスを爆発させやすい文化なのでしょうかね?

もし、沖縄男性と結婚して、沖縄移住を!と考えるなら、少し甘いと言わざる負えません。

本日は、ちょっぴりデメリットばかりを強調してしまいましたが、要するに甘い発想で移住しようと考えてはいけないということ。計画や現実に目を向けて、すべての不安を取り除いてから一生住み付くつもりで引っ越すべきなのです。

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あの男性の気持ちを知りたい!職場に気になる男性がいる。彼氏が欲しい!そんな気持ちは誰でも持つものです。行動すれば絶対に恋愛は成就しますよ。だから、男性心理を学びましょう。それは男に媚びるわけじゃない。自分が幸せになるために相手の気持ちを知ることなのです。もちろん、男性心理を理解していれば、旦那が浮気をした時にも気がつきやすいものですが(TT)