立ち飲み屋と言えば、汚い、臭い、親父臭い。男性サラリーマンの巣窟。そんなイメージで敬遠する女性も多いと思います。禁煙の立ち飲み屋は噂にも聞かないし、みんなタバコをスパスパで煙っぽい。
最近は、小洒落た居酒屋も多くなってきましたが、立ち飲み屋だけは今も昭和の雰囲気を残していますよね。
以前、恋ピットでは、『バーの正しい楽しみ方。女一人で楽しむショットバー講座』と題して、女性一人でバーを楽しむための極意についてご紹介しましたが、もし、あなたが出会いを求めるのであれば、断然、立ち飲み。居酒屋ではなく、立ち飲み屋で今宵も一献することをおススメします。
立ち飲み屋で出会える理由とは?
冒頭で立ち飲みは女子の嫌煙する要素がたっぷり!ということを散々書きましたが、立ち飲み屋で出会える理由もまた、この男性臭い場所だからこそと言えるでしょう。
まず、押さえておきたいのは、立ち飲み屋に来る客の基本的スタンス。
多くの立ち飲み屋では、椅子を用意していません。用意していたとしても、ほぼグループ客ですぐに埋まってしまいます。それゆえ、立って飲むことやむ負えなし!なサラリーマンで溢れかえっています。
もちろん、立って飲むからには長時間居続けることはできません。つまり、短時間でチョイ飲みをする場所が立ち飲み屋という訳です。
そんな、チョイ飲みに訪れる男性客のパターンは、以下の2種類。
① 会社帰りに仲間で連れ立ってチョイと飲んで帰るパターン。
② お金はないが、部下と”飲みにケーション”を取りたい上司が部下を連れ立って訪れるパターン。
③ 近所の常連さん
お判りでしょうか?この中で、恋愛へグッと近づくグループは?そうです。①と②です。
①のおじ様連中はさておき、子供過ぎず、まだまだ若いね~と言われる男性グループも訪れます。②も、同様で若い部下とコミュニケーションが苦手な課長、部長クラスが「若い衆」を連れ立ってきますから、恋愛対象が常駐しているという訳です。
常連客になることが第一歩
もちろん、「若い衆」が店にたくさん来ていても、すぐに恋愛相手が見つかるハズはありません。酒場の雰囲気がプンプンする立ち飲み屋ですが、そこは、相応に社会人経験を積んだ男性が多く集まる場所。ナンパなんて子供な行いはご法度な場所です。
立ち飲み屋に出会いを求める場合は、1回の訪問で恋愛をしようと思わないこと。出来れば、週に2~3回は訪れたいところです。
まずは、お店の大将に顔を覚えてもらうところから始めます。特に女性一人で訪問する場合は、大将が声をかけてくれるようになるまで、さほど時間もかからないでしょう。
大将と話が出来るようになれば、後はトントン拍子。大将が手ごろな常連グループを見繕って、あなたを混ぜてくれること請け合いです。
立ち飲み屋によっては、休日に、お店と常連客が、釣りやバーベキューなどの交流会行っているところもあり、捉え方によっては、街コンの一種といえるかもしれません!?
それでも立ち飲みは苦手という方へ
恋愛はしたい、出会いたい・・・でもやっぱり立ち飲みは苦手で入りにくいという方には、ワインバーなど立ち飲み屋から派生した洒落たバースタイルのお店でもOKです。
このスタイルのお店は、禁煙や分煙を謳っているところも少なくなく、タバコは嫌い!な方も十分に楽しめます。また、女一人ではちょっと・・・でも、友達を誘いやすいメリットがあります。
狙い目は、雑居ビルなどの空きスペースに開店している立ちスタイルのワインバー。人が多すぎず、お店の人に顔を覚えてもらいやすい店舗をチョイスしましょう。
ただし、筆者はやはり、昭和の雰囲気の立ち飲み屋を恋の戦場にすることをおススメしたいと思います。なぜなら、最近の男子は自分から積極的に女性へ話しかけられない草食系が増えたこと。そんな時、男性のグループに中年さんがいると、案外、恋のキューピットになってくれることが多いからです。「若いもん同士話せよ~」と、部下の男性の背中を押している姿を見かけるのも昭和の立ち飲み屋の風物詩ではないでしょうか?
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