[恋ピット編集部]
社会人になると、学生の頃に比べて自分のお金で出来ることがどんどん増えますよね。
特に趣味に割けるお金が増え、日々が華やかになっていることでしょう。
そんな趣味のうちの一つとして最近流行しているのがソーシャルゲーム、いわゆるソシャゲです。
ソシャゲはよくCMで宣伝されているようにスマートフォンで基本無料で気軽にプレイできるため、老若男女問わずプレイヤー数は非常に多いです。
ですが、基本無料とはいえ無課金ではアバターやアイテムを入手できるガチャを回せる回数に限りがあります。そのため、アイテム欲しさに大量に課金してしまう方も中には居るのではないでしょうか……。
お金が捨てるほど有り余っているスーパーセレブならまだしも、そんな人はごく僅かです。
ソシャゲに課金しすぎて他の趣味に手が回らなくなったり生活が厳しくなってしまっては、せっかくの華やかな日々が台無しです。ソシャゲにお金をかけすぎる男性のネタは多いものの、女性的目線では中々見かけない話題。そこで、本日は、『あえて』女性目線でソシャゲにお金を散財する原因と解決策を考えてみたいと思います。
女性は仲間を作りたがる傾向が高い
学生時代を思い出してください。入学後やクラス替え後などで新しい友達探しに情熱的だったり、トイレにまで仲間同士で行ったりしていたのは男子よりも女子が多かったのではないでしょうか。
実際、男性よりも女性のほうが共感を得たがる傾向にあると言われているので女性が仲間を作りたがるのはごく自然なことなのです。(もちろん一人の方が好きという女性も中には居ます)
ソシャゲで言う仲間とはフレンドですね。
学生時代で言う「お揃いのストラップ」のようにフレンド同士で同じゲーム内アバターを持ちたがる女性プレイヤーは多いそうです。グループ内で自分だけアバターを持っていないと一人だけ浮いているような気分になりますものね。
しかし、大量のリアルマネーを使ってまで保つ「仲間意識」に意味はあるのでしょうか?
確かにゲーム内といえども大切なフレンドですから、同じアバターを持って連帯感を実感できるのはとても心地よいものですが、グループ内の誰かが一人だけアバターを所持していなくても周りは大して気にしていないのではないでしょうか。
杞憂でリアルマネーを大量に使ってしまうのは虚しいですし、仮にそれで仲間外れするようなフレンドだとしたらそのグループに属しているのも虚しいです。
『自分磨き』と、『キャラを磨く』が重なる?
女性ならほとんどの方が気にかけている「自分磨き」。
ゲーム内でいう自分とはまさに自分が操作しているプレイヤーキャラ。そのキャラを磨くというとレアな装備を着せたりゲーム内のランキングが高かったりアイテムをたくさん所持していることが当てはまりますね。
誰よりも可愛くor綺麗で居たいのと同じように、最初は「強くなりたいなあ」程度だったプレイヤーが、「あの人より強くなりたい」「ランカーになりたい」とどんどん欲望が膨らんでいくことが多いです。
強くなればより一層ゲームが楽しくなることは確かですが、完全に欲望に身を委ねて無理な出費をしてしまっては自分磨きどころか自分削りになってしまいます。
自分一人だけの世界なら自分が一番可愛いし強いです。他のプレイヤーの装備やスコア、ランキングを見るのをやめて自分だけを見てみるのも一つの手段ではないでしょうか。
本当に必要なもの?
よく男性が「女の買い物は長い」と言っているのを耳にしますね。男性の買い物が短いのは、最初から「これが要る」と決めて必要なものだけ購入して終わる人が多いからです。
それに対して女性はお店に着いてから商品を選び、更に「期間限定」「新商品」という言葉に反応して買い物しやすいので買い物が長引く、たくさん買い物をしてしまうということが起こりがちです。
ソシャゲでも期間限定商品や最新商品は定期的に実装されています。
しかし、購入する前に「本当に必要なものか?」「何となく欲しいだけで実際は必要ないんじゃないか?」と一呼吸置くことで、リアルマネーを使いすぎることなく効率的にゲームを進められるのではないでしょうか?
このように、ソシャゲではパチンコ類とは違った方向性でお金を使いすぎてしまう人が非常に多いのです。「ソーシャルゲーム」という名の通り、社会・集団の意識を利用したゲームなのですから。
その上、可愛いキャラクター・装備や「期間限定」「今なら○○が当たるチャンス!」などという女性が夢中になりがちな要素もたくさん散りばめられています。
決してソシャゲへの課金を否定するものではありません。
ただ、使う必要のないお金まで使ってしまってせっかくの華やかなリアルが台無しになってしまうのはもったいないことです。課金する前に一呼吸、を念頭に置いて、無理のない課金ライフを送ることがソシャゲとリアルを同時に楽しめるコツではないでしょうか?
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