演出家は妻である。理想の夫に育てるコツ

筆者は常々、世の中は女性が回していると思っていて、例えば夫婦の役割にしても演劇に例えれば、夫は役者で、舞台監督は妻ではないかと信じています。
その理由は簡単。洞察力、処世術、効率性など、どれをとっても女性の方が優れていると思うからです。その昔、「女の浅知恵」などという失礼な言葉がありましたが、歴史上の偉人の陰には常に妻の存在があったことは言うに及びません。
よくよく考えてみれば、子育てにおいて最も子供と接する時間が長いのも母親ですよね。どんな大人に仕上げるかも、母の采配で決まってくるのかもしれません。

そうだとしたら、夫婦においても妻の演出次第で理想の夫に仕上げることができるはず。本日は、理想の夫に仕上げるコツをご紹介したいと思います。

(ポイント1) 1日1回は一緒に食事する


ランチミーティングと言って、ランチを食べながら仕事の打ち合わせをする会社があります。徐々に増えてきているのではないでしょうか?
実は、ランチミーティングの目的は、時間を効率的に進めるため・・。だけではありません。これは、お互いの距離を縮め、結束力を高める効果も期待されるからです。よく、レストランで食事をしながら商談をしているシーンを映画やドラマで見かけます。これも同様に、お互いに食事の時間を共有することで、信頼関係を強いものにしてビジネスを成功させるためなのです。

夫婦にしても一緒。よく「夫の胃袋をつかむ」と言われますが、食事を一緒に摂ることにより、一種のコミュニケーションをはかる時間になります。
あなたの存在を意識させ、大切なパートナーであることを認識させましょう。信頼関係により、初めて夫を演出するための準備ができるのです。

(ポイント2) 家事は無理のない範囲でシェアする


最近は、家事を積極的に手伝ってくれる夫が増えましたが、もしあまり自分から参加する!と言ってくれない夫の場合は、無理のない範囲で手伝わせることも大切です。「無理がない範囲」というのは重要で、アレもコレもと言ってしまうと、負担に感じさせるばかりか、嫌々やってあげてる・・。となりかねないからです。
はじめはゴミ出しからお願いして、食器洗い、掃除と一つ一つ増やしてお任せします。

それにどんな意味があるか? 家事を積極的にやらない旦那の場合、家の中のことに目が向きません。当然、妻に任せっきりになり、しまいには妻の言うことに耳を傾けなくなるからです。世界の中心が仕事ではなく、家庭にあることを認識させる。これが夫に「あるべき姿」を学んでもらうための前提になります。

(ポイント3) 毎日ほめる


パブロフの犬をご存知でしょうか?毎日、決まった時間にご飯をあげると、本能的に食事の時間を覚えてしまう犬の特性のことです。これは、人間にも当てはまります。
人を効率的に育てるためには「成功体験」が必要です。成功した時の感覚を積み重ねることで、その時の思い出がポジティブに働き、自信や次の成功へ向かうための経験となります。これは、子供や大人など年齢に関係がなく活用できるテクニックです。

もちろん、毎日、何かを成し遂げるなんて人はいませんから、「今日は服選びがバッチリ決まったね」「今日はちゃんと時間通りに帰ってこれたね」などと、さりげなく褒めることで、ちょっとした成功体験を与えることができます。「妻が笑顔なら夫も幸せ」そんな感覚を体験させてあげましょう。決して、お小言や愚痴ばかりでは理想の夫に育てることはできません。

特に自分が夫に治してほしい、改善してほしいと考えているところを重点的に褒めるようにしましょう。段階をつけるのもGood。最初は、「ちょっといい」から始めて「とってもいい」、「私の理想だね」とレベルアップのも効果的。

本日は、理想の夫に育てるコツをご紹介しましたが、これ、夫に限ったことではありません。仕事であれば部下。親子であれば子供にも活用できる方法なのです。

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