彼氏や夫との喧嘩。些細なことから大ゲンカに発展。そして破局・・・。とまではいかないまでも、喧嘩した後は後味が悪いし、気持ちが苦しくて落ち込んでしまった・・・。
でも、思いがけずに喧嘩に発展してしまったら、お互いに口も聞かない状態になる前に、早めに上手な仲直りをしたいものです。
そこで、男女の違いを説明しつつ、早めに仲直りをするコツをご紹介したいと思います。
男性の沸点は低いことを理解する
今まで、男子と喧嘩をしたことがない!という女性はまずいないと思います。怒鳴りあいの大喧嘩はまだしも、ちょっとした言い争いくらいは経験したことがあるのではないでしょうか?でも、そんな時の状況を思い出してみてください。
どうも、自分はカンカンに怒っている訳ではないのに、彼の方が先に沸点を超えてしまって、大ゲンカに発展した!という経験はないですか?
実は、男性の方が脳の構造上、ストレス耐性に弱く、感情が早く高ぶり、そして冷めにくいという特徴を持っています。
これは、男性の進化の過程で獲得したいわば能力のようなもので、例えば、常に敵を前にした勝負の世界の中で進化してきたという歴史によるものです。
狩りの獲物が目の前に現れた時に、すぐに戦闘モードにならなければ戦えない。
下手をすればこちら側が倒されてしまうの世界で培われた特徴です。
また、例え、敵が目の前から去ったとしても次にいつ新たな敵が現れるか分かりません。ですから、熱しやすく冷めにくいという特徴を持っているのです。
もちろん、そんな猛獣が現れるなんてことはない現代で、それが喧嘩というシ形で現れてしまい、話をややこしくしてしまうのですが。
女性の喧嘩沸点は高い
一方、女性はコミュニティの中で子育てをしながら男性の帰りを待つという生き方を何万年も行っていました。
そこでは、輪を乱す人は生き残れないですし、すぐに激昂してしまうようでは、子供の安全なんか守れません。ですから、たとえ喧嘩をしても、どこか冷静であり続けるのが女性です。
例えば、普段のイライラがつのって、ついつい男性へ小言をいってしまうと、男性は激しく反応。ついに喧嘩に。
こんな時、男性は女性の小言を自分を否定する攻撃の一種として捉えがちです。攻撃されたら防御に入る。そして、どんどんエスカレート。
ちょっとした喧嘩ですが、こんなすれ違いが発生しているのです。
どうすれば仲直りできる?
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。万が一、彼や夫と喧嘩モードに突入してしまったら。
まずは、男性の話に対して絶対に反論してはいけません。
なぜならば、男性は反論される毎に度重なる攻撃を受けていると本能的に受け止めてしまうからです。
ですから、男性もあなたを上回る理屈で反撃を仕掛けようとしてしまいます。
もうこれは反射神経が勝手に作用していると言っても差し支えないレベルで、男性にとって自分が正しいか間違っているか、もはやどうでもよい状態になってしまうのです。
もちろん、男性も本能だけで生きている訳ではありませんから、徐々に冷静さを取り戻してゆくでしょう。
とりあえず男性が言いたいことを言い終わって、「あっ全部吐き出したな」と思うまで、兎に角、聞き役に回ってください。
ある程度、冷静さが戻ってくると、男性側の方から事態の収拾のために「落としどころ」を切り出し始めます。
例えば、「自分も悪かったけど、お前もこういうところが悪い」とか、なんだか納得がいかない歯切れの悪い言い分を切り出してくることもあるでしょう。そんなときは「まぁそうね」と軽く返しておけば大丈夫です。
男性にとってプライド維持が大切
男性にとって、どちらの主張が正しいということ以前に自分のプライドを維持することも心の平静を保つために必要だったりします。
だから、そんな歯切れの悪いことを言ってしまのです。自分が正しいということを言いたい訳ではなく、冷静さを失ってしまった自分をプライドの力を借りて落ち着けようとしている行動なのです。
1~2時間もすればすっかり元に戻っているでしょう。もし、あなたに主張したいことがあれば、日を改めて、彼の機嫌がよいときに「相談ベース」で話すのがベストです。
「いつも部屋が散らかっているけど、この季節カビが出てしまうから、どうしよう。」など、彼に判断を委ねる言い方をすれば、よほどカンの悪い男性でない限りあなたの言いたいことは理解できるはずです。
本日はもし喧嘩に陥ってしまった時にどうしたら場を沈められるかについてお話をしていきましたが、最悪の関係になってしまう前に、早い段階で上手に引くことも大切です。

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