結婚を見据えたとき、親の存在は非常に大切・・・。
そんなことは分かっている!なんて思うかもしれません。でも、親と仲が悪かったり、普段、親と連絡しない。そんな方も多いのがまた事実。
漠然と、「結婚=親と仲良くなるべき」なのは分かっていても、なぜ、仲良くしなければいけないのか理解していないと、結婚後に苦労をすることになります。
そこで、本日は、結婚後に幸せを手にするため、結婚前から親と絆や関係性を高めておく理由をご説明したいと思います。
子供の面倒の問題
この記事を読んでいるあなたは、恐らくまだ結婚前。つまり、彼氏とラブラブな恋愛生活をしている状態ではないでしょうか。
恋愛期間は、別に親と連絡をとったり、仲が悪くても問題ありません。単に二人だけの関係だからです。
でも、結婚して出産すると状況は一変します。
今は待機児童が社会問題となっていますが、裏を返せば、安定した生活を維持するために共働きをしなければいけない時代ということ。
それに、簡単に待機児童は見つかりません。高い費用を払って、民間の保育園を利用する場合もあるでしょう。
しかし、それにかかる費用は相当な負担です。
この時に助けになるのが、親の存在です。親が面倒を見てくれれば、経済的な問題は一応、解決させることができるのです。
子供がはじめて出会う親以外の人
子供にとって、普段は、自分と自分のお父さん、お母さん以外の人と接する機会は、あまりありません。
お正月、お食い初め、七五三など、イベント事があるときが、親以外の人とつながる大きなチャンスです。
子供は、大人から愛情を与えてもらえばもらうほど、自尊心を高めることができ、幸せな人生を送ることができると言われています。
あなたが、自分の親と良好な関係を築いていれば、あなたの親も子供に対して愛情を注いでくれることでしょう。
やはり、あなたやあなたの夫だけでなく、親族一同、子供に愛情を与えてあげることが必要で、それができれば、子供は幸せに成長できるはずです。
万が一の保険
講談社 現代ビジネスオンライン『貧しさゆえに娘を殺したシングルマザーの慟哭〜銚子市・女子殺害事件の真相』では、シングルマザーの母親が、経済的に困窮し、最終的に子供を手にかけてしまう悲しい事件が紹介されています。
結婚生活は、必ずしも上手くいくとは限りません。
中には、理想の結婚生活とはならず、夫と仲違いをしてしまい、離婚へ向かってしまう夫婦も多くいます。
あなただって、いつどこで、離婚するかなんて、今から予想できないでしょう。
多くの人が、結婚前は幸せな未来を思い描いているものです。あなたも離婚する可能性はゼロではありません。
もし、あなたが、親と普段からコミュニケーションを取り、いざ離婚となった時に助けてもらえる存在として関係性を維持しておくべきです。
親は、避難所でもあります。万が一、あなたの人生がピンチになった時に、避難できる場所を用意しておかなければなりません。
相続の問題
親が寿命を迎え、天に召されるとき、この世には「遺産」が残ります。(借金がある親であれば、借金も残りますが・・・。)
遺残相続の順位は、正式な遺言書がない限り、最初に配偶者、そして子供の順序となります。
つまり、あなたにも遺産が残る可能性があります。
遺産は、親族でモメるケースも多いことは、あなたも知っているはず。
それに備えて、親も遺言書を用意している可能性があります。
もし、親と良好な関係を築いていなければ、あなたに不利になる遺言となる可能性もありえます。泣いても後の祭り。
ウチは財産もないし、大丈夫なんてタカをくくって、後で泣く人は多くいます。
そうならないためにも、普段から親との仲は良好に保ちましょう。
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