寡黙で渋い男って、とても魅力的。古くは高倉健からはじまって、今は松田龍平あたりが寡黙で渋い男性芸能人の代表格ではないでしょうか?
しかし、筆者の価値観になってくるのですが、寡黙な男性と恋愛をするのって、長期的に見ればハイリスクだと思うのです。
本日は、寡黙で渋い男性と付き合うデメリットについて考えてみたいと思います。
距離が中々縮められない
普通の恋愛であれば、付き合いはじめはお互いに適度な距離感があっても、デートを重ねてゆく中でその距離が近づいてゆきます。
パーソナルスペースという言葉をご存知でしょうか?
パーソナルスペースとは、自分を中心として捉えた時、他人が入り込むと不快に感じるスペースのことで、例えば、少し空いている電車で、みんな隣の人と多少距離をあけながら座っている状況をイメージすると分かりやすいと思います。
このパーソナルスペースに唯一入れる人は、家族か恋人。しかし、いくら恋人と言えども最初から入れる訳ではありません。
会話をするうちにお互いのことが分かりようになり、安心感が高まったところで、はじめてパーソナルスペースに入ることができるようになります。それまでは、パーソナルスペース内に入られると、なんとなく落ち着かない気持ちになるはずです。
寡黙で渋い男性は、確かにかっこよく見える側面がありますが、会話のコミュニケーションが限定されてしまうため、いつまで経っても、お互いパーソナルスペースに入れる関係になれません。従って、隣に座られると、いつも落ち着かない・・・。そんな関係が続いてしまうのです。
これでも果たして、寡黙な男性は魅力的と言えるでしょうか?やはり、恋愛するならある程度、会話を楽しめる相手の方が良くないですか?
熟年離婚の危険性?
昔は、夫が家に帰ると、「メシ!」「フロ!」くらいしか発言しないなんて人がたくさんいました。寡黙な男性の典型と言えるでしょう。
しかし、それが美徳とされたのは、あくまでも男性中心の社会でのことです。一方、女性の発言力が増している現代では、逆に熟年離婚の原因になっているとさえ言われています。
それは、そうですよね。恋愛の期間であれば寡黙で渋い男性を「かっこいい」と見なすことはできますが、結婚して家庭を持ってからも、黙ったままの男性なんて、コミュ障の邪魔者以外の何者でもありません。
何を考えているのかもわからない。どうしたいのかもわからない。そんな相手と結婚生活を続けても疲れるだけで、温かい家庭など築けるはずもありませんよね。結果として、離婚に至ってもなんの不思議もありません。
やはり、夫には子育てにも参加してもらいたいし、家事もして欲しい。一緒に協力して家庭を築き上げてゆく・・・。そんな関係を目指したいものです。
それなら、断線、寡黙で渋い男性よりも、コミュニケーションがしっかりとれる男性と付き合いたいものです。
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