今、過労死が社会問題になっています。これまでは、中高年に多かった過労死も20代、30代の若手にまで波及。過労死までいかずとも過酷な残業で心身ともに参ってしまう人が増えている今の世の中、あなたの彼氏が過酷な残業に悩まされていても不思議ではありません。
実は、筆者も数年前まで相当の残業を行っており、メンタルクリニックで、「うつ状態」と診断された一人です。そこで、本日は、筆者の経験をもとに、過酷な残業にさらされている彼氏が発するSOSのサインをご紹介したいと思います。
連絡が少なくなる
残業が続いて、睡眠時間が減少してくると、メールやLINE、電話を含めて人と連絡を取ることが億劫になってきます。とにかく、コミュニケーションを取ることが面倒に感じられ、一人でいたい、少しでも眠りたい・・・。そんな感覚に襲われるのです。
筆者の場合は、友達などからをLINEで「最近、連絡がないけど大丈夫?」というメッセージをもらいましたが、大丈夫の一言を返信するのが大変面倒に感じられました。
もし、返事がない、遅いなど、コミュニケーションが減ってきて、仕事以外に原因が考えられない場合は、過重残業を疑った方がよいかもしれません。
感情が薄くなる
こちらも筆者の経験談ですが、残業が自分の許容値を超えると、何だか楽しい、悲しいなどの感情が無くなっていく感覚を味わいました。
例えば、誰もが泣く、悲しい映画を見ても泣けないのです。まるで、ロボットになったような感覚でした。もちろん、筆者の場合は、幸いにして休日を取ることはできたのですが、1日休んだだけで、感情という人間の基本的な感覚は戻ってきませんでした。回復するまで3~4カ月ほどかかりましたね。
何だか、彼氏の表情が無くなってきたなと感じたら、残業しすぎのサインかもしれません。
行動や言動がおかしくなる
筆者の場合、過酷な残業が始まって3ヶ月目に周りから自分の行動や言動がおかしいと言われはじめました。例えば、Facebookで、「人生とは」という観念論を長文で書き始めたり、「もし、自分が鳥だったら仕事のない世界に行けるのに」のようなことを言い始めたからです。
目も遠い目線に変わっていたようで、同僚からも「大丈夫か?」と言われていました。が、しかし、残念なことに自分では、何が変なのか分からないのです。疲れすぎて、思考力が落ちてきていたのかもしれません。
突然、泣き始める
先ほど、感情が無くなる!と書きましたが、感情とは別に涙が止まらないという現象も経験しました。悲しいというより、勝手に涙が出てくるのです。電車の中で泣き始めた時は、本当に不味いなと感じましたね。
これがきっかけで病院に行くことを決意したのです。
筆者の場合は、自発的に病院へ行くことが出来ましたが、中には自分で自分の状態が把握できなくなる人もいるようです。もし、彼氏が変だなと感じたら、彼女の立場として彼を病院へ連れてゆくなどの対応が必要かもしれません。
コメント