女性の社会進出が進んでいるといわれますが、未だ、会社によってはお茶くみの仕事ばかりさせられたリ、セクハラの被害にあったりと、前時代的な企業もあるようです。しかし、会社ごとの良し悪しを見極めるだけでなく、女性に厳しい会社に当たりやすい業種というものも存在します。
そこで本日は、女性におススメしない企業に当たりやすい業界と、こんな業界であれば活躍が期待できそう!という選び方についてお話しします。
インフラ産業はおススメしない
広い意味でのインフラ産業は、あまりお勧めしません。具体的には、電話会社、電力会社、水道局、ガス会社などの社会基盤を担う企業です。
これらの企業は、安定していて、給料水準も高いことで知られていますが、一方で、古い体質が残っていることが多く、女性の出世がしにくいばかりか、例えば、女性はコールセンターなど、従来、女性がすべき仕事とされてきた業務に集中させられる面が否めません。
また、女性同士が集められることで、非常に閉塞的な世界になっていることが多く、女ばかりの世界特有の辛さがあるでしょう。どの業界でもあり得ることですが、比較的多いのがこの業界です。
不動産業界はおススメしない
この業界も、インフラ産業と同様で古い体質を有している場合が多くあります。特に不動産業界は営業が強い力を持っている業界です。不動産の営業は体育会系の男性的な雰囲気が充満しており、例え女性の営業であっても、その雰囲気に負けないくらいの気質でなければ務まりません。
また、年長者に多いのですが、女性にセクハラ的なことを言った方がコミュニケーションが取れると思っている人が多いのもこの業界ですから、セクハラを上手にかわせない人には辛い仕事環境になってしまう場合が多いです。
IT業界は比較的女性に優しい
IT業界と言えば、技術屋さんの男性が多いイメージを持つ人がいるようですが、案外、そんなこともありません。営業では女性も多いですし、技術畑にも昨今、女性が増えてきています。
IT系企業の良い所は、新しい業界だけあってリベラルな企業が多いことです。特に2000年代以降に出来た企業は、女性の役職登用にも積極的で、あまり男女間の差をつけない傾向にあります。給料水準も能力主義で査定されるケースが多いですから、女性であることの不利を感じにくいのではないでしょうか?
広告業界はキツイが男女平等
Web制作やテレビCM、チラシの制作などを行ういわゆる広告業界も男女平等の精神が浸透している業界と言えるでしょう。ただし、労働時間が長い企業が多いですから、ワークライフバランスを重視する人にはあまり向かないかもしれません。
給料水準はマチマチで、広告代理店と呼ばれる営業会社に入れば、女性も高額の給料をもらえる可能性があります。ここでも能力主義が原則ですから男女に違いは出ないでしょう。
一方、制作会社と呼ばれる、代理店から”使われる側”の企業に入った場合は、男女に限らず給料が低めになりますから注意が必要ですね。
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