世知辛い世の中だから、ちょっとした人の親切や出会いにも心が暖められるものですね。「袖振り合うも他生の縁」という言葉がありますが、知らない人から受けた好意だからこそ、気持ちがホッとするものです。
冬が深まるにつれ、寒くなってきた今日この頃ですが、ちょっぴり胸が熱くなる「暖かいんだから~♪」な話を20歳から50歳までの女性にアンケート。本当にあった温かい話を集めました。
とてつもなくアンビリーバブルな話ではありませんが、街中の温かい体験談をご覧ください。
知らない人からの心温まる親切
人は見かけによらないもの。怖そうな人でもとても親切な人もいれば、温厚そうで冷たい人もいます。世の中分からないなぁなんて思ってしまいますが、思いがけず知らない他人から受けた嬉しい好意をご紹介します。
強面の男性3人がエレベーターを待っていました。その後ろには年配のご夫婦。エレベーターが来て男性が言った言葉は、「来ましたよ」 人は見かけで判断してはいけないと思いました。[45歳・主婦]
そうなんです。その通りなんです。人は見かけによらない!
今の時代、お年寄りに声をかける若者は中々見かけなくなりましたが、ちょっとしたコミュニケーションが嬉しいものですよね。黙っているより、「来ましたよ」の一言だけで、場の空気が和むものです。
社会人なりたての頃、訪問営業をしていました。
その際なかなか件数がとれなくて悩んでいた時に伺ったお家で「寒いでしょ?」といって缶コーヒーをくれ「頑張ってね」と声をかけてくれたことがありました。[27歳・主婦]
一昔前までは、学生が年末年始の年賀状配達のアルバイトをしていると、配達先のお宅からお年玉をもらったりすることもあったそうですが、やっぱり、もらうものの値段ではなく、そんな気遣いが嬉しいものですね。
慌てて歩いていたら階段で滑り落ちそうになり、ちょうど前方から来ていた外国人男性に抱きとめてもらった。[40歳・主婦]
実は、筆者も同じ経験があるんです。電車の駅のエスカレーター。ちょうど降り口の所でお婆さんが躓いてしまい、筆者の胸の中へダイブ。抱きしめてしまったことがありました。実は東京の地下鉄の目もくらむような長いエスカレーターの上り。あの時、抱き留めていなければ、お婆さんは、この長いエスカレーターを転げ落ちてしまったのではないかと思うとゾッとしました。
外出先で喘息になりかけた時見知らぬ幼児が大丈夫?と声をかけてくれて、喫煙者が煙草を消してくれました。[20歳・家事手伝い]
喫煙マナーが問題になることがありますが、喘息持ちにとってはタバコは大敵。でも、子供の素朴な疑問と、それに耳を傾け、しっかり受け止めた喫煙者には拍手を送りたいです。
こんなことってあるの?な話し
中々出会えないホッとする話し。中には、普通ではありえないアンビリーバブルな体験した人もいるようです。なんだかテレビドラマを見ているようですね。
2歳の息子を連れて散歩していた時、ちょうど交番の前を通りかかったらパトカーが停まっていました。車大好きな息子はパトカーを指さし「ウーウーある!」と大興奮。「もう行くよ。」と声をかけてもその場から一向に動こうとしません。わたしが困っていると、交番の中から年配のおまわりさんが出てきました。
とっさに、「あ、ヤバイ!」と思い、「息子が騒いで、迷惑をかけて申し訳ありません。」と言おうとしたら、「よかったら乗る?」と声をかけてくださいました。突然の出来事に、最初は緊張で固まっていた息子ですが、運転席に乗せてもらいとても嬉しそうでした。そしたら、そのおまわりさんが今度は中から部下らしき人を呼んできて「写真とってあげるから」と、記念撮影のサービスまで!田舎ならではかもしれませんが、とても優しいおまわりさんと出会えて本当にうれしかったです。[31歳・主婦]
公務員の不祥事が相次いでいますが、杓子定規ではなく、臨機応変に人助けをする警察官もいるのですね。もしかしたら、この警察官の方は規則的に駄目なことをしたのかもしれませんが、人が幸せになることは、どんな立場の人であれ、積極的にやっても良いと思いますね。
ミッフィーのガシャポンのコンプを頑張っていたら隣でガチャしていた同じアラサー女性が交換してくれました。[33歳・主婦]
ゲーマー同士のカップルが成立。恋愛期間を経て結婚・・・。なんて話題をネットニュースで読んだことがあるのですが、街中で同じゲームをしている人を見つけて、その場で友達になってしまうなんてエピソードも興味深いです。だって、中々、こんなことって、ありそうでないですよ。本当に。何かの縁があって出会ったのでしょう。是非、今後も続く友情を育んで欲しいですね。
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