年収はいらない!西川史子から見るアラフォー結婚の意味

2014年1月に会社役員の福本亜細亜氏と離婚を発表した女医でタレントの西川史子さん。結婚前は、高年収で、最低でも4000万円稼ぐ男でなければ嫌だと発言し話題になりましたね。
離婚してシングルに戻った後、すっかり結婚観が変わったことを吐露しています。
「でもやっぱり楽な人がいいです。年収とかいらないんで」(出展:モデルプレス)
今ではこのように考えているそうです。同時に、
「男の人がいるって大きいです」(同記事)
と再婚への思いを語っています。やはり、シングルのままでいるより、結婚をしたいという心が優先していると話す彼女。自身も医者、そしてタレントとしてそれなりの収入を得ている訳ですから、生活面では自立して生きるだけの条件は十分に満たしている彼女ですが、ここまで結婚にこだわる理由はいったいどんなものなのでしょうか?

結婚は女の幸せ。でも若い女性と異なる結婚感


最近は結婚より仕事優先と考える女性も増えました。これは女性でも管理職を目指せる時代になったからでしょう。しかし、一方、まだまだ男性のように年齢と共に自動的に昇格・・。という会社は現実的に少なく、本当に実力を発揮できなければ簡単に昇格ができない側面も否めません。それゆえ、仕事に没頭する女性は多く、結婚の「け」の字も考えられないまま、ふと気が付くとアラフォーになっていた。収入はそれなりにあるけど、周りの同僚や友人は結婚していたり疎遠になって、なんだか孤独感を感じる。そこで初めて結婚を意識する。そんな女性が増えているのではないでしょうか。

この西川さんの発言は、その時代背景を如実に表わしていると思います。一昔前は、仕事で収入を得るという作業を男性が担ってきました。会社で管理職になるための競争や、昇格、昇給。そして安定した収入を得て、家にお金をもたらす。だからこそ、「年収は4000万円」・・・とまではいかなくても、男性にそれなりのスペックを求める女性は多かったと思うのです。

一方、女性が社会に進出して生活を支えられるだけの収入を確保できるようになった今、特にアラフォー世代の結婚観は大きく変わってきているのです。それは、西川さんの語る「年収とかはいらないんで」「男の人がいるって大きいです」の裏に隠されたもの。まさに、心の支えとしてのパートナー。結婚の意味が「生活を支えるもの」から「心の拠り所」へ変化してきていることの表れなのです。

子供より、二人でどのように生きるか


All Aboutの記事「35歳の分岐点「子どものいない人生」の選択」では、出産年齢は35才までが限度で、40才になったらほぼ難しいことが紹介されています。たしかに、アラフォーで結婚をして子供を作るのは困難が伴います。では、40才から結婚する意味とはなんでしょうか。

それは体力、精神力の衰えに他なりません。概ね男女とも体力の衰えを感じ始めるのは30代後半からだと言われています。体力が衰えると次に来るのが精神的な疲れ。更年期障害などでメンタル面が不安定になる人が増えだすのもこの年代からです。そんなときに家に帰っても誰もいない。LINEやメールで気持ちをざっくばらんに話せる相手もいない。そんなシーンが徐々に増えてくるはずです。そんな時に絶対的に必要となるのがパートナーの存在。話を聞いてくれ、励ましてくれる存在ではないでしょうか。

年収や出産を目的としないアラフォーの結婚。ですが、アラフォーでも婚活する。その意味は、40、そして50才とこれから人生のターニングポイントを一緒に乗り越えるためのパートナー作りとして、結婚にトライする意味はそんなところにあるのではないでしょうか。

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