まず初めに断っておきますが、情緒不安定と言っても様々な不安定があります。例えば、さっきまでニコニコしていたのに、ちょっとした言葉尻を捉えて怒り出したり、暴力に訴える彼氏の場合は、逃げた方が良いし、別れた方が無難です。
しかし、これまた困ったちゃんなのが、弱音を吐いたり、泣き虫になるパターン。どう見ても子供にしか見えん!そんな情緒不安定な男を彼氏にしてしまった場合の対処法と、そうなってしまう彼氏の理由について考えてみたいと思います。
メンタル上の問題を抱えている場合もある
普段は何ともなさそうなのに、突然、情緒不安定になってしまう場合、「本当に困った彼氏だこと!」と切って捨てる前に、まずは彼の状態をよく知っておく必要があります。それは、メンタル上の問題を抱えているケースです。
一口にメンタル上の問題を抱えているといっても二種類のケースがあることを知りましょう。それは、昔からそうなのか、一時的にそうなっているのかということです。
昔からそうである場合、単に親が過保護で精神的に子供である場合や、パーソナリティ障害を抱えている場合があります。パーソナリティ障害は色々なタイプがありますが、強迫性パーソナリティ障害や情緒不安定性パーソナリティ障害などに苦しんでいることも少なくありません。
これらの病気については専門のホームページを参照していただきたいですが、本人も長年苦しんでいる場合が多いです。ただし、一緒に生活してゆく上であなたも大変な状況になる可能性もありますから、彼と一緒に克服してゆく覚悟を持つことが出来れば、お付き合いを続けてゆくことができるでしょう。しかし、そうでなければ別れるのも選択肢のひとつです。
もう一つは、一時的に情緒不安定になるケース。こちらは、うつ病など仕事や人間関係のこじれなどで発生する病気です。今は大変増えており、誰でもなってしまう可能性がある病気です。
この場合は、彼氏を追いつめず、話をよく聞き、時間をかけて一緒に乗り越えるよう努力してみましょう。
彼氏が情緒不安定になった時の対処法
もし、彼氏が情緒不安定になってしまったときの対処療法をご紹介します。
まずは、基本中の基本。睡眠をとらせるようにするのがベストです。睡眠は精神を安定させるばかりか、「寝ると忘れる」と言われるほど、気持ちを整理させる作用があります。中には睡眠不足で情緒が安定しない人がいるほど、睡眠とメンタルは密接につながっています。
次にコーヒーや紅茶などカフェインを極力控えさせましょう。カフェインは気分を高揚させる効果があります。気持ちを高ぶらせたい時には有効ですが、不安定になってしまった彼を落ち着かせるのには向かない飲み物です。
逆にミルクを飲ませると気分的に安定させることができます。ミルクには、カルシウムやマグネシウム、トリプトファンなど神経を落ち着かせたり、うつ病を軽減させたりする効果が認められています。
そしてもし、アロマなど香りの高いものを用意できるなら、ラベンダー、ジャスミン、ローズのフレグランスがおすすめです。これらも気持ちを安定させる作用をもつ香りで、特にジャスミンは自信を取り戻す作用もあると言われています。
同様にオレンジなどの果物を食べさせたり、フレグランスに柑橘系の香を取り入れるのも有効です。柑橘系の香は、気持ちを前向きにする作用があると言われているからです。
そして、最も有効な方法。それは、ひたすら彼の話を聞いてあげることです。否定してはダメ。とにかく、心に溜まったうっぷんを吐き出させてあげることで、彼の気持ちもスーッと楽になるのではないでしょうか?
コメント