彼氏がヘタレでお悩みの方に、冒頭から筆者なりの答えを出してしまいたいと思います。ずばり、分かれるべきではありません。
その理由は、実は男子たるもの、10中8、9ヘタレだからです。
・・・と、言い切ってしまっては元も子もありませんが、男性の多くがヘタレであることは恋愛遍歴の長い方ならお気づきのはず。どんなときでも堂々とドシッと構えた男なんて、本当に一握りしかいません。
そこで本日は、彼氏が「ヘタレ」でお悩みの方に、別れてはいけない理由と、対処法についてご紹介したいと思います。
男は人生経験とともに成長する
実は、男女の間で、男の器についての認識は相違があります。女性は恋愛相手を探すときに、男性の度量の大きさもジャッジポイントにしますが、そもそも、付き合う時点で器の大きい男か小さい男かは、相手の人間性を計る上であまり参考になりません。
その理由は、男性の器は、人生の経験値によってカーブを描くように成長するからです。まだまだ人生経験が浅ければ器も小さいでしょうし、様々な恋愛経験を経て、徐々に器の小さな男から大きな男へ変化するのです。
「だって、器が小さい男は人生経験も浅いんでしょ?ならメリットないじゃん」と思われるかもしれませんが、逆に器が大きい男の中には、恋愛経験ばかり積んで女癖の悪い男だっているはずで、一長一短です。あなたが、これから成長する可能性を秘めた男を選びたいか、十分に成熟した男を選びたいかの価値観によるのです。
ヘタレから本物の男になるのは父になるとき
男の器量は成長とともに上昇カーブを描くことはご説明しましたが、では、いつになったらヘタレから本物の男に変化するのでしょうか?
男が大きく変化するのは、子供が生まれたときです。それはなぜでしょうか?
男性は往々にして、責任の重さに比例して成長します。たとえば、仕事においては責任のある役職を任されたり、大きなプロジェクトを指揮したりすると、一時的に大きな重圧にさらされますが、その重圧を乗り越えたときに、グッと成長する生き物です。例えるなら一山超えれば、それまでの登ってきた山が丘くらい高さに感じられる・・・。それが男性です。
つまり、責任=経験値=器量の相関関係を繰り返すことで、ヘタレから大物になってゆく分けですから、考えてみましょう。男性にとってもっとも責任が発生するのはいつでしょうか?
そうです。父親になるときです。父親になって、その重圧から成長するのです。そこまで待たずに別れてしまうのはもったいないですよね?
でもやっぱりヘタレは嫌い!かわいいと考えよう
そうは言っても、やはり、ヘタレ彼氏は嫌い!そんなときは彼氏をかわいいと思える心の広さを持ちましょう。
ヘタレ彼氏にウンザリするのもよいですが、裏を返せば彼女であるあなたにも器量や余裕さが求められます。
もし、彼氏がすぐに余裕がなくなったり、器がちっさいなーと思えることがあったら、「あっまだ子供なんだ」と割り切ることも大切です。確かに子供の相手をするのは疲れるかもしれませんが、そもそも女性の方がメンタル的にも成長するのは早かったはず。まだまだ成長途上の彼氏を暖かく見守ってあげましょう。
あわよくば、「そのうち大物になるための脱皮期間だ」くらいの発想でよいかもしれません。
ただし、器量が小さい男性の中で、暴力や他人に冷たいタイプのヘタレ男性は即刻別れてもかまいません。これらの男性は、ヘタレというより、人間として小さい男性です。
つまるところ、空回りしていたり臆病な男性は、これから成長する余地のたっぷりある大物候補で、暴力や他人冷遇な男性は人間的に無理な男性。そんな切り分け方がよいのではないでしょうか?
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