恋の賞味期限は3年。賞味期限切れにならないための長続き法

恋は長続き

人は誰しも3年で恋心が冷めてしまうと言われています。あれほど盛り上がった恋でも3年しか続かない。もしも、ロミオとジュリエットが自害せずに禁断の恋を続けていたとしたら・・。3年後には「なんであの時、あんなに燃え上がったのかわからない」。そんな状態になっていたかもしれません。甘く切ない刹那の恋。でも、なぜ、恋には期限があるのでしょうか?そして、なぜ、人は別れてしまうのでしょうか。どうしたら期限付きの恋を長続きさせることができるのでしょうか。

すべては出会いのために別れはある


言わずと知れたことですが、恋愛は科学的にみれば繁殖のため。すなわち、子孫繁栄のためにあることです。人と人が出会い、そしてそれぞれの遺伝子を後世に伝えるために協力して子を作り、子育てをします。その協力行動こそが恋であって、見知らぬ相手と信頼関係を築くためのプロセス。この恋があるからこそ、世界でたった一人の信頼できるパートナーを作り上げることができるというわけです。人間社会では、この仕組みがシステム化されていて、結婚や家庭という枠組みの中で発展・持続させてゆくのです。

でも、結婚や家庭という仕組みが整ったのは長い歴史の中で見ればごくごく最近のこと。人がアフリカの大地を旅立ち世界中に拡散する以前は僅か数万人の人口しかいなかったと言われています。その中で確実に子孫を増やすためには、一期一会を大切にして、出会った相手と添い遂げるしか方法がなかったのです。しかも、相手が本当に子孫を残せる相手かどうか分かりません。もしかしたら、事故で死んでしまうかもしれませんし、病気を持っている可能性もあるのですから、一人の人を思い続けるのはリスクが高かったのです。

そんな状況の中で様々な人と出会い、繁殖をトライするには恋にタイマーをつけるしかなかったと言われています。大体、赤ちゃんが一人で歩き出すのが2歳から3歳。その頃に恋も冷めるよにタイマーがセットされているのです。人類存続のための崇高なタイマーではありますが、なんだかちょっぴり切ない宿命ですね。

恋の時間を長続きさせるためには?


前置きが長くなりましたが、脳科学の研究で、もしかしたら3年以上恋の炎を持続させることができるかもしれない!そんな嬉しい報告が出てきています。

恋の期間を決めているのはドーパミンという脳内物質。このドーパミンが活性化されることで恋が燃え上がり、減少とともに恋が冷めてゆきます。ならば、ドーパミンが減少しないようにすればよいではないですか。そういう単純な発想からスタートした研究で、実際に効果が期待できるそうです。

キーワードは「心地よさ」と「意外性」。心地よさは相手に安心感を持てるかどうかということ。もう一つの意外性は、「わくわく」とする体験をすることでドーパミンの分泌を活性化させるということ。

先日の記事『夫と仲良し! Yahoo知恵袋の『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』を知っていますか?」でもご紹介しましたが、カップル同士で毎日同じことの繰り返し、マンネリに陥り出した時にサプライズ・イベントを仕掛けることで長続きするということを書きましたが、まさにドキッとするような体験や嬉しいポジティブな体験を2人で行うとドーパミンが活性化すると言われています。誕生日や結婚記念日などに相手の喜ぶプレセントをあげたり、予想外なイベントを行うことで「わくわく」「意外性」を演出することができます。

つまり、付き合いが長くなっても相手のことを思いやり、相手の喜ぶ顔を見たい!そう思えるカップルほど長続きするということです。この心を忘れてしまったカップルほど、科学的にも感情的にも恋が冷めてゆき、大切なパートナーから「ただの人」に戻ってしまうのですね。

もしかしたら女性が記念日に敏感になるのも、「わくわく」する体験をいっぱいして、相手と長く付き合うことを本能的に願っているからなのかもしれないですね。