義理の兄や弟に恋愛感情!好きになったら結婚は出来ることが判明

兄弟の恋愛

親が再婚して、片方の親が子供を連れてきた。その子供が、あなたより年上であれば、義理の兄。年下であれば、義理の弟・・・ということになります。

血はつながっていないので、家族ではあるけど、兄や弟は、あくまで義理という関係です。

普通、血がつながっている兄弟は、脳が「好きな相手」とは認識しませんよね。家族としての愛情は芽生えても、恋愛感情までは芽生えません。(勘違いしてしまうことはありますが・・・)

でも、義理なら血はつながっていないので、本当に恋愛感情が芽生えて好きになってしまうことがあります。愛情以上の特別な感情です。

こんな場合、本当に好きになっても大丈夫なのでしょうか?そして、将来、結婚までしてしまって良いのでしょうか?本日は対処法やトラブル、そもそも結婚可能かをご説明します。

目次

法律的には結婚はOK

結論からお話すると、義理の兄や弟なら結婚は可能です。

まずは、父や母が再婚をしただけで、その子供が、あなたと直接的に家族になった訳ではありません。日本の法律は、個人が重視されており、例え親といえど、それは個人同士の結婚の問題。

だから、その子供、つまり義理の兄や弟は、話が別なんです。まだ、他人の関係。それゆえに、あなたは、その義理の兄や弟は「他人」に当たるんですね。だから結婚は可能です。

次に、兄や弟が養子縁組をしたケース。

養子縁組がなされている場合は、義理とはいえ兄弟姉妹関係(傍系姻族)になったのですから、結婚はできないようにも思えますが、実は、民法734条には、「養子と養方の傍系血族」との結婚を認める例外規定が設けられておりますので、この場合でも結婚することができることとなります。

出典:流山法律事務所『結婚できない親族と結婚できる親族との境目は

つまり、法律的に認められているんですね。

養子縁組した兄や弟でも、結婚して問題はありません。法律で例外規定にしっかり書いてあるんですね。

血がつながっていると、子供の遺伝子に悪影響を及ぼす危険があります。義理の兄や弟は血がつながっていないので、危険性が少ない。だから、認められているんです。

子育てでメリットも

そして、ついに、義理の兄や弟と結婚することになったとします。

そうなった時のメリットとデメリットを考えてみましょう。

義理の兄や弟は直接的に血はつながっていません。だから、出産しても遺伝子的には大丈夫。従って、はじめに子育てについて考えてみたいと思います。

子育てで一番問題になるのは、子育ての時間です。

例えば、あなたや旦那が共働きをしている場合、子供だれに預けるかが問題になります。最近は、待機児童の問題で、保育園も簡単には入れません。

そこで、親を活用することになりますが、親に預けるのって心配だったりしませんか?

特に普段から親と関係性を築けていなかったり、しっかり、面倒を見てくれるのか・・・。色々、不安になるのは当たり前です。

不安になるのは、夫が赤の他人の場合です。両親が夫を愛してくれていなかったり、夫が親と関係性を築けていなかったりすると、子供まで波及する場合があるから。

でも、夫も元々家族の一員。だからこそ、子供も預けやすいし、育て方も分かりやすい。それって、とてもメリットじゃないですか?

ちょうど、地方の狭い地域で、村ぐるみの付き合いがある場合、近所の人も含めて子供の面倒をみてくれるシチュエーションに似ています。

みんな知っている者同士が結婚し、生まれた子供は、はじめから愛情を注いでくれるんですよね。

相談相手が少ないことは面倒

とは言っても、デメリットもあります。

それは、あなたと義理の父や、義理の母と仲がよくない場合。

このケースでは、家族で孤独になりやすく、夫である義理の兄や妹しか相談できる相手がいない!なんて状況に陥りやすくなります。

元々、自分の実の親は、義理の父や母を愛していて再婚している訳ですから、たとえ、あなたが義理の父や母と仲が悪くても、しっかり助けてくれない可能性があるんです。

夫も、あなたではなく、実の親の方を大切にした場合は、特にあなたは孤独になりやすくなります。

こんなとき、相談する相手を失い、苦しい立場になりやすいことは覚えておきましょう。

もし、義理の兄や弟と恋愛し、結婚をするなら、自分の「逃げ道」は確保しておく方が良いでしょう。友達だけでなく、親戚や遠縁の親族とも交流を深めておくことによって、いざとなったとき、自分が相談できる相手を確保すべきです。逃げ道を用意しておくことで、普段から心配の種は減らすことができるでしょう。

他人として普通の恋愛を心がけること

義理の兄や弟の結婚のメリットとデメリットをお話しましたが、これも大切なことです。それは、他人と恋愛する「フツーの恋愛」を心がけること。

事実上、そして法律的に家族になったからといって、やはり、血はつながっておらず、ある日、突然、家族になったのです。

頭では「家族」として理解していても、心では「家族」と認識できずに、戸惑ったり混乱している部分もあるでしょう。

心が混乱している状況では、恋愛や結婚は上手くいきません。

まずは、「家族を好きになってしまった」という発想は、隅に置いて、他人を好きになったという普通の恋愛であることを心がけてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

電車の中や仕事の休憩時間の暇な時間にちょっといい情報が読めるコラムサイトを目指して、恋愛を中心にオリジナルのオピニオンを日々公開しています。女子のみなさんから大人の女性まで幅広い方からの支持を集めています。

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