[記事:恋ピット編集部]
「入社して7年目。後輩も増え、新卒の頃と比べてお金にも余裕が出てきた。上司の評価もそれなりに良く会社でのポジションも肩書がつく程度には頑張ってきたし、そろそろいい人と出会いたい…」
30歳前後の方で、そうした人生への次のステップを考え始めている方も多いのではないでしょうか。しかし振り返ってみると「私より後に入って仕事ぶりはビミョーだった子たちに限って結婚して辞めていったな…私の方がずっと頑張ってると思うんだけど」なんて思ったことも1度や2度ではないのではないでしょう。
でもちょっと待って下さい。本当に仕事ができることが結婚やいい出会いの条件なのでしょうか? 次のステップを目指す前に、まずはこれからの生き方を考えてみませんか?
仕事ができる女ほど引かれる?
「年収は○○万円以上、学歴は○○以上、親が金持ちだったらなおよしで身長は…そういうスペックしか見てない女子しかいないんでしょ?」
お見合いサイトや街コンへの不満として男性側からよく出てくる言葉です。そんな言葉を聞くと「私だってちゃんと働くし今の仕事を頑張ってれば学歴なんて関係ない。身長が低くたってステキな所があるなら私が教えてあげる!!」という気持ちになっていたりしないでしょうか?
素晴らしい心がけではあるのですが、これが男性を引かせてしまう一因になっている時もあります。
ほどほどのステータスが一番安心する
前述した通り男性は自分のステータスを評価されることにとても敏感です。褒められれば嬉しいですし、逆に低く評価されると簡単に落ち込みます。
そしてそれは人に言われなくとも、時として勝手に自分の中で考えてしまうのです。もしあなたが男性より学歴が高ければ「きっとどこかで馬鹿だと思われてるんだろうな…」と思ったり、男性より有名企業でそれなりの仕事をしていれば「俺より稼ぎいいんだろうな…」と勝手に凹んだりしています。
長年務めてきて社会性のあるあなたなら、きっと相手をそんな風に思ったりしないでしょう。自分なりに頑張ってきて得たステータスであるだけのことです。だから仕事や勉強がちょっとビミョーだった人女子こそ、男性に「ちゃんと俺がコントロールできる」という自信を持たせられるのです。その結果、そうした会社での振る舞いがビミョーだった人ほど、早抜けして結婚していく…のかもしれません。
私にはないものを貴方は持っていると褒める
ここまで読んで「ガーン!!それじゃあ私の今までのやり方じゃどんどん男の方から距離とられていってたってこと?」とショックを受けた方もいらっしゃるかもしれません。しかしご安心ください。先ほど読んだように男性は「褒められると嬉しい」のです。
どうしても出会ったうちは相手のステータスに目が行きがちですが、もっとよく観察して、勉強や仕事以外の部分で「これは私にはできない」というところを褒めてあげればいいだけ。
料理でも力仕事でもお店選びでもなんでもいいので、「○○できるのすごいね、私にはできないなあ」と褒めるとだいたいの男性は嬉しく思うでしょうし、自分を見てくれているあなたに新規感を覚えるはずです。
もちろんこれまでのあなたの頑張りが無駄だったというわけではありません。
あなたが勉強や仕事を頑張って手に入れた今の環境には、同じように頑張って集まってきた素晴らしい人たちが揃っているはず。そんな人たちだからこそ褒められることに達成感を覚える人が多いはずですから、仲良くなりたい人へは積極的にいいところを見つけに行くのが大事です。
頑張ることも大切ですが、たまには気を抜いて人に頼ってみたりする部分があってもいいでしょう。あなたに頼られて頑張ってくれる人こそ、これからの人生に必要な人ではないでしょうか。
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