これからの季節、冬休みがあって、クリスマスに年越しのカウントダウン。初詣に新年会・・・。と、プライベートでも誰かと一緒に出掛けたり、食事をしたりする機会が増えてくる季節ですね。
女子会や会社の同僚と一緒に飲んだり、食事したり!・・・だけなら、気楽なものですが、日頃、男性と会話が苦手!と感じている人は、不意に男性と話さなければいけないタイミングが訪れてしまった時に、ドキドキ・・。
そんなシチュエーションを乗り越えるべく、本日は、男性と会話が苦手と感じる方へ男性の会話の特徴をつかんで、苦手意識を克服しよう!というスタンスで考えてみたいと思います。
あなたが苦手な理由ってなに?
そもそも、なぜ、あなたは男性との会話を苦手だと感じますか?会話がかみ合わないからでしょうか?話すこと話すことのすべてに男性が無反応だったり、そっけない対応をされた経験から、なんとなく恐いと感じてしまった記憶から?
男性と会話が苦手だと感じる理由は人それぞれだし、必ずしもみんな一緒ではありません。
ただ、中でも一生懸命に話しているのに、男性との会話が続かない。そっけない反応で、「私の会話ってつまらないのかな?」と思っている方は意外と多いのではないでしょうか?
男性の会話の特徴を知ろう
少しネットで検索すると、「そもそも男性と女性で会話の特徴が違う」という話をたくさん見つけることができます。そうなんです。そもそも会話に対する考え方も違いますし、目的も異なります。
例えば、
「この前、大学時代の友達にあって、一緒にご飯食べたんだけど、今度、家へ遊びに行くことにしたんだ」
という何気ない会話があります。これを男性的に話すと、
「この前、大学時代の友達にあって、食事することになったんだけど、もう、結婚してて、奥さんもいるんだって。家も買ったらしいから、新しい家に来ないかって誘われて。うちの家を買うときの参考に行ってくるわ。」
となります。
かなり、極端な例ですが、男性の会話の特徴には、起承転結があり、話の発端から、誰が、どうで、そして自分はどうしたいのか?どう感じたのか?という結論が含まれます。
つまり、男性の会話は、自分が体験したことや、自分が考えていることをコンパクトにまとめて、一番伝えたいことを結論に持ってくる、情報交換や意見交換がメインになります。
男性と上手に会話するコツ
上手に男性と会話をするコツは、意外と簡単です。話にオチをつければ多くのことが解決します。
オチというと、お笑い芸人のオチを思い浮かべてしまいますが、単純に「それで、自分はどうしたいのか」「だから、どうなったのか?」を話に加えるだけで、男性との会話が全く違ったものになると筆者は考えています。
このオチこそ、起承転結の結論のことです。
でも、仕事などで、起承転結をはっきりさせなさい!と怒られたことのある方なら経験があるかもしれませんが、会話の中で常に起承転結を意識することは非常に大変です。
いつも、起承転結を意識していると、疲れるし、楽しい会話もつまらなくなってしまう・・・。でも、話の最後に「だから、自分はどうしたい」「それで、どうだった」を意識するだけで、その結論に向かって自然と起承転結が会話の中に生まれてきます。
これは、例えば、あなたがシナリオライターになって、犯人を追いつめた船越英一郎が断崖絶壁に犯人を追いつめるまでのストーリーを組み立てることに似ています。
すでに決まっている犯人役を、どう観客に気づかせないように、話を進めるか。
最初は難しいかもしれませんが、結論は決まっているので、慣れてくると、話の結論にいきつくまでの会話にセオリーがあることに気が付きます。このセオリーこそ、起承転結。
逆に、いつも、起承転結、起承転結・・・。と意識しすぎると、どこへ向かって話すのかがまだ決まっていないのに、起は?承は?転は?そして、結はどこへいったー?と迷路に迷い込む原因になります。
それでは、疲れてしまって、しまいには会話が怖くなってしまうに決まっていますね。
なぜ、結論があると良いのか
起承転結。そのためには結論を意識すると良い!と書きましたが、なぜ、男性と上手に会話をするために必要なのでしょうか?
それは、男性が、会話を広げやすいからです。さきほど、男性の会話は、情報交換や意見交換がメインと書きましたが、話の結論があると、それに反応して、男性も自分の意見や情報を加えて、話を発展させることができるのです。そうしてキャッチボールをしている間に話がどんどん盛り上がり、会話が楽しくなってゆきます。
最後に・・
本日は、男性側の都合に合わせる会話のコツをメインにして話しましたが、面白いことに、NHKスペシャル「男と女」では、今、アメリカで、男性が女性の会話に合わせるためのトレーニングプログラムが注目を集めているそうです。なんでも、男性が女性の会話に上手に合せるほうが、夫婦円満になるのだとか。
これはまたの機会にご紹介しますが、会話って掘り下げると、奥が深いのかなと改めて感じさせられますね。
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