突然ですが、ハチは黒い物体を見かけると、それを目がけて突撃してきます。ネコは猫じゃらしのフワフワした動きに反応して、ネコパンチを繰り出してきます。
大なり小なり、動物とは『何かに反応して』『それにまっしぐらになる』生き物。もちろん、人間も動物の一種。オス、メスという言い方の代わりに男女という表現を使うだけで、中身はレッキとした動物です。
それなら、『男』と呼ばれる動物も、何かに反応して、それにまっしぐらになってしまうのでは?と考えた筆者。少し調べてみたところ、どうも『揺れるもの』に恋心をくすぐられる本能があるらしい・・・。という結論に達しましたので、ご紹介したいと思います。
女性の周りのは実は揺れるものが多い
科学的ではありませんが、少し身の回りを見回してみましょう。
まずは男性から。短髪にぴちっとした服装、そして身に着けるものは、ぴちっとした時計などのガジェット。ビジネスマンや正式な場に出る男性の格好をイメージすると、無駄がなくシンプルな姿が『男らしさ』の象徴。
一方の女性は、ゆったりな服装に装飾品、髪も長く風になびくロングヘアーはまさに女性だけの特権です。
極論かもしれませんが、髪型も歩くたびに揺れ動く長いもの。装飾品もイヤリングを筆頭にピアス、ネックレス。服装もスカートやドレスなど、どちらかというと体の動きに合わせて揺れ動くものが比較的多いように思います。
そういえば、一時期、腰ファーが流行しましたね。ファーも典型的な揺れ動くモノの一つでしょう。
もちろん、普段から男性の視線を気にしてイヤリングを選んでいる訳ではない!と思われるかもしれませんが、典型的な女性のコーディネートは歴史の中から生まれたものです。今も昔も男女の関係があって成り立ってきたことを考えると、現在の装飾品や服装、髪型などが、『男心を揺さぶる』という視点から形作られてきた・・・。としても不思議ではないのです。
やはり狩猟本能が原因か?
恋ピットの記事でも度々引用させていただいているマイナビウーマン。やはり、すでに話題にしていたようで、『揺れるピアスに弱い!? 「男子がグッとくる女子のアクセサリー」』では、揺れるピアスにジーと見入ってしまうなど、男性の本音が惜しげもなく公開されています。
でも、なぜ、男性は揺れるものに心を奪われてしまうのでしょうか。
これも定説になっていますが、はやり狩猟時代に培った本能が影響を与えているよう。
人類は10万年もの長い間、アフリカに定住していました。一時期は干ばつなどで2000人まで人口が減少した時期もあったのだとか。その時代、まだ農耕は始まっておらず、狩りと木の実の採集によって生計を立ててました。
男性の仕事はもっぱら狩り。少数の仲間で獲物を獲得しなければ、みんな飢えて死んでしまう時代だったのです。
木陰に動くものがあれば、それは、まさに待ちに待った”獲物”ですから、心が高ぶらないはずがありません。戦いの歴史が、恋の獲物を獲得する本能につながったのです。
どう恋愛に活用する?
『揺れる』男性心理を逆手に取らない手はない!そんな訳で、どんな『揺れるもの』を身につければ効果的か考えてみたいと思います。
やはり、強調したい場所に揺れるものを配置すると男性の印象に残しやすいと言えるでしょう。顔の印象を残したい方は、チェーンピアスなど、さりげなく耳元で光る演出が効果的です。
艶のある黒髪を後ろに束ねて結んだポニーテールは、男性の94%が好きと答える定番のヘアースタイルです(NHK・Rの法則より)。揺れる髪で引き付けて顔を確認させるというのもテクニックの一つではないでしょうか。
ネットで『揺れるモノを使って男性を魅了するテク』関連の記事を横断してみても、イヤリング、ピアス、ヘアースタイルで男性を引き付けるテクニックはたくさん見つけることができました。
確かに職場や学校など、ファッションが限定されるシーンでは、これらを上手に活用することで、差をつけることができるでしょう。
しかし、合コンやちょっとしたパーティーなど、ファッションの幅が広がる場面では、『腰回り』に気を使うテクニックをお勧めします。
例えば、デニムのパンツの上に、さりげなくウエストジュエリーをつけたり、ポケットから小ぶりのチャームがついたペンダントを出しておく・・。そんな気遣いで断然、男性の視線は変わってきます。
意外と、腰回りに気を遣う人は少ないもの。加えて、クビレという女性の特徴が際立つ場所でもあります。つまり、ライバルが少なく、女性としての持ち味を存分に発揮できるのが『腰』なんです。
定番は差が付きにくく、埋もれてしまうからこそ、まだライバルが少ない場所に『揺れる』を加えてみるテクニックはいかがでしょうか?
コメント