恋愛と映画は切っても切り離せない関係にあります。ラブロマンスというジャンルが確立されるほど、恋愛をテーマにした映画って多いですし、そもそもデートで映画館に行くなんて、誰でも一度は通る道。
それ故、彼氏と映画の趣味が合わない時って、結構、辛いものがあります。
特にホラー好きな彼。男性心理としてホラー好きって多いと思うんですよ。一方、女性はホラーが苦手な人の方が割と多いのではないでしょうか?
でも、せっかくなら彼氏と一緒に映画を楽しみたいものです。そこで、本日はホラーが苦手なあなたが、ホラー上等な彼と一緒に楽しむ方法をご紹介したいと思います。
予めあらすじは読んでおく
普通、映画は予めネタバレすることがご法度と言われます。友達が映画のネタバレをしそうになったら、周りの友達は全力でストップをかけますよね。
それは、ネタバレすることによって映画の楽しみを奪わないためですよね?ここまでは良いと思います。
ところで、映画はどうして面白いかご存知ですか?それは、映画が「観客の期待を裏切る」ように作られているからです。観客が「最終的にこうなるんだろうなー」と密かに予想をしているものを見事に裏切ることにより、「驚き」を提供するようになっています。この驚きこそが映画を面白くする大切な要素。
でも、あなたはホラー映画に驚かされているから苦手なんですよね?
でしたら、予め筋書きを頭に入れておくことで解決できます。オチが分かっているので、次に何が起きるか予想ができるようにしておくのです。
でも、それじゃあつまらないじゃん!と思うかもしれません。でも、映画の面白さってそこだけじゃないんですよ。もう一つ、楽しみ方があります。
それは、映画のフリを見つけることです。例えば、ストーリーの最初にちょっとした事件が起こるとします。その事件は、映画の後半に起こるもっと大きな事件の伏線だったりします。こうした伏線を追ってゆくのも映画の醍醐味だったりしますよ。
音量を下げる
実は、映画は映像だけが主役ではありません。音声や音楽も大切な映画の構成要素だったりします。
こんな話があります。テレビ放送で電波の関係で映像が乱れたとします。でも、クレームの電話ってほとんど入ってこないそうなんです。一方、音声が乱れるとクレームの嵐。そこまで映像に占める音声の比率って大きいのです。
音声が大切。これを最大限に活用したのがホラー映画です。おどろおどろしい音楽で、観客の恐怖感を煽り、突然の大音量でびっくりさせる。これがホラー映画が怖い最大の理由なのです。
もし、彼氏と一緒にホラー映画を自宅のテレビで見るなら、音量を小さめにしておくだけで、だいぶ恐怖が和らぎます。そして、映画を客観的に見られるようになるでしょう。一歩引いた目線で見られれば、もう怖くありません。どんなに恐ろしい映像でも、「ふーん」とばかりに落ち着いて鑑賞できるでしょう。
サスペンス映画をよく見る
慣れって怖いもので、しょっちゅう経験しているとそれが普通のものに変化します。
例えば、健康診断で注射が苦手な人って多いですよね。でも、頻繁に注射をしている人は、好きではないにしろ、普段注射をしない人と比べてそれほど恐怖心はないはずです。痛みだって、何度も経験していると慣れてしまうのが人間です。
ホラー映画だって同じです。仮に毎日観ていれば慣れてしまい、恐怖心は和らぎます。そして、次にどんなことが起こるか予想までできるようになるでしょう。
だから単純にホラー映画に慣れれば良いのです。
でも、慣れるまでが怖い・・・。と、思うでしょう。
そんな人は、ホラー映画ではなく、サスペンス映画を観て慣れる方法があります。
ホラー映画はこの世に存在しない霊をテーマにした映画。目に見えない異界をテーマにしているから余計に怖いのです。一方、サスペンスは人間社会の闇を描いた作品です。現実に存在するかもしれない社会の姿を描いているにすぎません。
でも、ホラー映画と同じように音声で観客を驚かせている点では似ています。つまり、ストーリーは違えど観客を盛り上げる演出はホラーと非常に似ているのです。どんなポイントで驚かせてくるかパターンがありますから、サスペンスが普通の精神状態で観られるようになれば、ホラーも怖がらずに鑑賞できるようになるでしょう。
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