[記事:恋ピット編集部]
一口にファッショントレンドといっても、実に幅がひろくそこが深いもの。あなたは、たくさん収納している自分のクローゼットを点検していますか。思いのほかブラック基調のファッショントレンドが長続きして、黒い服や小物があふれていませんか。新しい切り口を探す前に、いま一度、自分のワードローブを総点検。
探していたものが何か自然に気がつくものです。そんな2015年の春から夏にかけてのファッションは、黒、グレー、ホワイトの三色がメーン。このファッショントレンドは今後もまだ長く続きそうな気配です。総点検したうえで、最新トレンドを加味していくことが、上手に自分のファッションを構築するテクニックです。
冬は黒系一色だった人もカラーチェンジでホワイトを取り入れよう
冬場は、黒で一辺倒だった人も多いでしょう。グレーを織り交ぜてコーディネイトに幅をつけてきた人も多いでしょう。ホワイトを取り込んで、ワンポイント違うコーディネイトを工夫したこともありました。
次は何かなと考えて、ターゲットを絞っていくためには、自分のワードローブの全体を眺めて、次の作戦を練りましょう。
まずは、色の点検です。グレーのバリエーションを増やすのか、白やグレー、ホワイトから一歩踏み出して、新しいカラーに挑戦していくのか。クローゼットに相談してみましょう。
黒にもさまさせまな色味があります。素材によって黒の種類は限りなくあります。グレーも、バリエーションにかけてはマストアイテム。風合いは多種多様で、着る人の個性を物語る代表のカラーでしょう。それにホワイトを加味すると、数限りないニュアンスが生まれます。
まだ足りないものが何か、何が欲しかったのか、と自問自答してみましょう。
なぜ、黒を選んだのかを思い出そう!
基調の黒の服ばかりを買い求めていたのではないか、グレーのバリエーションばかりに目が向いていたのではないか。そんな視点で自分のワードローブをざっと眺めてみると、答えは以外に簡単に出るものです。大胆すぎたのではないか、最先端を選ぶのが怖くていつもの好みだけを集めていたのではないかと、自分の感覚がはっきりと現れているものです。
また、サイズが十分にフィットしていないのに無理をしていたり、冒険心のないおとなしすぎる嗜好にとどまっていたのかもしれません。他人の視線で、点検して眺めてみましょう。
足し算で買えば効率よく選べる
足りないものがはっきりすれば、ワンポイントで買い足せばよいのです。同じものばかり選んでいたと分かったら、書いたしはしばらく控えておけばよいのです。おこずかいの節約にもなりますね。
不要なもの、古くなったものを思い切って処分するのも手です。開いたクローゼットに余裕が出て、新たに迎え入れる楽しみが余裕をつくってくれることでしょう。もったいない、と考えるのではなく、成長し続けるワードローブに、ゆとりをもたらし、リフレッシュの気分を加えることができます。新たな成長の余裕を付け加える楽しみがいっそう広がると考えましょう。
いったん決めた自分のファッションの方向性は、なかなか変えられないものですが、こうやってワードローブでぎっしりだったクローゼットを見直し、総点検すれば、新たな展開の方向も見えてきます。ファッションを考えることは、大きく言えば、自分の生き方、ライフスタイルをよりよきものに向上させる意欲をかきたてることになります。
季節の変わり目を総点検のときと位置づけて、毎年ファッションの方向をチェックしたいものです。最新トレンドを上手に取り入れるセンスも同時に磨けることでしょう。
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