会社の人間関係を良好に!成功する上司と出世する部下の心得

出世のための処世術

仕事をやっていくうえで絶対に抜きにできないのは、上司と部下の関係ですよね。
よい上司にはよい部下とはよくいったもので、上司と部下の相性がぴったりあってこそ、よい仕事が生まれるというものです。逆に相性の合わない悪い上司にぶつかると、部下も大変。仕事でよい成果を上げるなんてことは難しくなってきてしまうのではないでしょうか?

ただ、上司と部下の相性とはいいますが、本当に相性だけで語ってよいものでしょうか?
相性とは運勢みたいなもので、ある意味、水物。当たるも八卦当たらぬも八卦に人生を委ねられますか?

あなたが上司の場合に心がけること

もし、あなたに部下がいる場合。様々な個性の部下をコントロールし、新人の教育やうるさいベテランまで束ねてゆかなければいけません。これって結構ホネなことです。
中々自分の指示を聞いてくれない。そんなボヤキが聞こえてきそうです。

あなたが新人の頃を思い出してください。大学や高校を卒業したばかりのあなたは荒ぶる社会に期待と夢をもって会社に就職。しかし、思い描いた世界とは異なり、実際には先輩や上司に叱責されて凹むこともしばしば。
心なしか反発心も芽生える。そんな時代を過ごしたことは無いでしょうか?

人というものはあまのじゃくなものですから、完全にコントロールするということは非常に困難です。
ならば逆に泳がせてみるのも良いのではないでしょうか?

部下は当然、上司からうるさく言われないので、中には新しいことに挑戦してみようと考えたり、自分のやり方で成功方法を考えようとする人も出てくるはず。そうして成功体験を積むことで、彼ら彼女らの自信につながり、さらなる高みを目指すようになる。そういうストーリーを考えることはできないでしょうか?

逆にすべてをコントロールしようとすると、上司の目ばかり気になり新しいことに挑戦しようとする自主性が萎縮してしまうことにもつながりません。しまいには、パブロフの犬のように、上司の言うことさえ聞いていれば怒られないという心地よさを感じる場合も出てきます。それではいけません。

だからと言って、なんでも自由にさせればよいというものでもないですよね。
その場合は、『指導』をするのではなく『アドバイス』をしましょう。部下が壁にぶつかったときに乗り越えるための助言を行い、方向性に迷っていれば、道筋を示すのです。そうすることで、部下は正しい道に向かって再び走り出すことができるのです。

また、失敗したときに怒ってよいものかどうか判断に迷うことはあります。この場合は、自分を信じて部下を叱責してかまいません。ただし、短時間でポイントを押さえて怒るのです。そのあとは、絶対にしつこく言ってはいけません。
こうすることで、部下はあなたが怒っている理由を自分で考え、改善に向けて走り出そうとするでしょう。

部下なら絶対に守ること

上司の言うことばかり聞いていられない。昨日はコッチと言ったり、今日になったらアッチと言い出す上司。
いつも言っていることが違う気さえする。そんな経験はありませんか?

上司はいつでもそんな存在です。理由は簡単です。なぜならば上司も人の子だから。

だからこそ、上司のいうことに100%従って仕事をしても良い結果は出せないと考えてよいでしょう。
上司だって、日々悩みながら過ごしているものです。それに様々なしがらみや利害が生まれる。上に立つ者のサガといってもよいでしょう。そんな上司の言うことに全て従っていては、振り回されるだけで終ってしまいます。

よく刑事ドラマなどで見たことはないでしょうか?上官の言うことを全く聞かずに一匹オオカミのように事件を解決してゆく。テレビドラマ『刑事・相棒』シリーズや、ちょっと古いドラマなら『あぶない刑事』にハマった方ならイメージしやすいと思います。

上司の言うことは右から左に流れてゆく。でも、実際に成果を出してやる。
もし、あなたがこういう思考をできるなら、しめたもの。失敗しつつ、時には怒られながら、より高みを目指すことができます。自分で考え、失敗から学び、成長するエクササイズを知らず知らずのうちにやっていることになるからです。ちょうど、子供が少年期、少女期から大人に変身する過程と同じプロセスを経験していることになるからです。短期的には上司から嫌味の一つは言われるかもしれませんが、長期的に見たときに、あなたのビジネスパーソンとしての成功に最も近い方法と言ってよいでしょう。

ただし、絶対に忘れてはいけないことがあります。それは、上司が言っていたことを必ずしも守る必要はないが、絶対に忘れてはいけないということです。

あなたが、自主的に仕事をできるということは、上司はそれを分かっていて泳がせているということ。
その中で、あなたに言う指示は、まさにあなたにとって金言と言えるものではないでしょうか。

部下の流儀。それは、上司のアドバイスや指示を最も良いタイミングで実行する。上司の生かす方を最もよく理解している部下となって初めて、素晴らしい一人の部下として生きることができるということを忘れてはなりません。つまり、普段は自由に行動する。ただし、頭の片隅に上司の存在を忘れてはならないのです。

思い出してください。『相棒』の杉下右京も『あぶない刑事』のタカとユウジも、上司の言うことを普段は聞いていませんが、無碍にはせずに、ときに上司の言葉を思い出し、上司を生かすタイミングをよく理解していますよね。これが、部下としてのビジネスパーソンに必要なスキルなのです。