なぜ金融屋は延滞するとしつこく電話をするのか?

金融

もちろん、消費者金融でお金を借りたり、あまつさえ、クレジットカードでショッピングを楽しんだ後に、使ったお金を延滞せずに返している人がほとんどでしょう。

しかし、病気や転職に失敗したなど仕事がらみが上手くいかずに、延滞をしてしまった方もいるでしょう。

返済日に延滞すると必ず架かってくる電話が「お支払いのお願い」の電話です。つまり、督促の電話が架かってくることになります。いやはや、この督促の電話ってしつこいものです。しかし、なぜ、そうまでしてしつこいのでしょうか?逆にクレジットカード会社などの担当者の目線で考えてみたいと思います。

延滞の督促は一種の営業活動である

そもそも、なぜ、お金が払えないのでしょうか?今は、クレジットカードの利用でも、一回払いから分割払い、リボ払いなどに変更できるサービスが充実しています。万が一、使いすぎた場合は、単純に分割に変更すればよいのでは?

いえいえ、多くの延滞者の方は、利用枠を使い果たしているか、様々なカードを利用して多重債務になっているケースが多いのが現状です。

そうなると、延滞者にたくさんの金融業者が電話をしていることになります。もちろん、延滞者も収入ゼロという方は少ないですから、今月の給料をどこの金融業者に返済するか選択します。

つまり、しつこく電話をするのは、延滞者が手にしたお金を「ぜひ、うちの会社に返済してください」と訴える営業活動の一種なのです。もちろん、口の上では全額返済を依頼しますが、実際は全額返済など出来るとは思っていません。あくまで、他の業者に持ってゆかれる前に自分の会社へ入るように仕向けることが目的なのです。

たまに安い金額で良いと言う業者

延滞が長期に及ぶと、たまに、金融業者が、何万円も払えないなら、1000円、500円でも良いから振り込んでくれ!という場合があります。

500円程度なら・・・。でも、なぜ?500円振り込んでもカード会社の利益にならないでしょ?

いえいえ、これは、時効を伸ばすための金融業者の秘策です。

法律には、時効という考え方があります。犯罪を犯したときの時効は有名ですが、民事事件にも時効があります。この時効。単純にお金を借りてから○年ではありません。

クレジットカードの支払いに関する時効も色々と条件がありますが、その一つに、「最後に返済してから5年」というルールがあります。

もうお分かりですね?延滞が長期に及び、時効が近づいてくると、金融業者は、時効を伸ばそうとあの手この手で仕掛けようとします。その一環として500円などという請求をしてくるのです。決して許してくれた訳ではありません。

そんなテクニックを繰り出すために、今日も金融屋さんは毎日、毎日しつこく電話してくるのですね。