子供教育にプログラミング学習が熱い理由と選び方



一昔前までは、コンピュータのプログラミングは、暗い、オタクなどの負のイメージが根付いていましたが、ここ10年で大分改善されてきたように思います。

もっぱら、その理由は、GoogleやYahoo、Facebookなど、今、急成長を遂げているIT企業の多くが米国の大学生の手により創業され、世界経済をもけん引しているといっても過言ではないからです。

そんな時代の変化も手伝って、今、コンピュータ・プログラミングを子供の頃から学ばせようという親が増えています。

東洋経済オンライン『子どもにプログラミングを学ばせる真の意義』によると、22歳以下の若者の中から秀逸なIT技術者を育成することを目的として経済産業省が後援するコンテスト「U-22プログラミングコンテスト」では、今や小学生まで複数名入賞しているとのこと。もはや、遠い海外の事情ではないことが伺えます。

子供時代からプログラムを学ぶ3つの理由

これは筆者の経験や考えでもありますが、子供の頃からパソコンに触れ、プログラムを学ぶ意義は大きく分けて3つあると思います。

まず第一に、全体を見通す力や論理的な思考力を養うために有効です。

現在のプログラミング言語は、構造化プログラミングと呼ばれる手法が主流です。狭義の意味では多少異論がある方もいるかもしれませんが、全体のプログラムを設計し、機能やフローに応じて論理的にプログラムを記述してゆく手法が構造化プログラミングです。

これは、文章の書き方にも似ており、パラグラフや段落、項目ごとに話題を整理し、読みやすく、理路整然と書かれた文章をコンピュータのプログラミングの世界に持ち込んだものと考えることができるかもしれません。

つまり、頭の中で物事を整理する力、計画を練る力が養えるといってもよいと思います。

二つ目の理由として、ITをけん引する人材の多くが二〇代、三〇代の若年層であることが挙げられます。大学を卒業し、社会に出る頃には多くのライバルが存在すると言い換えられます。つまり、社会に出てから学ぶより、小学生、中学生の頃から学んだ方が有利であることは言うまでもありません。

最後に、プログラミングの世界は、不偏なものもあるということです。一見すると移り変わりの激しいIT業界ですが、プログラミングの世界のベースは大きく変わりません。

先ほど構造化プログラミングについて取り上げましたが、この構造化プログラミング。実は、最近登場した考え方ではありません。1960年代にオランダの工学者によって提唱された思想です。つまり、50年近くも前に提唱された思想の元、現代のプログラミングは成り立っているのです。学ぶプログラム言語は変わったとしても、基本的な思想を学べば、あらゆる言語に応用できるのです。

どんなプログラミング言語を学ぶべき?

Scratchの画面

ところで一口にプログラミング言語と言っても、多種多様。いざ、自分の子供に学ばせるにも、どう選べば良いのか分からない・・・。そんな場合は、Scratchと呼ばれるプログラミング言語から学ぶことをおススメします。

このScratch。なんとITの名門、マサチューセッツ工科大学のメディアラボにより開発された学習用プログラミング言語です。

おススメの理由は、何といっても日本語も英語にも対応しているということ。はじめは日本語から使いはじめ、徐々に英語の学習も兼ねて英語版にスライドといったことも可能です。また、難しい英語の文章を組み合わせて書くプログラムではなく、ビジュアル豊かな画面を使って、ブロックを組み合わせることで作ってゆくタイプの言語です。先ほどお話した「プログラムの思想」を学ぶのにぴったりです。

そしてなにより、自宅で簡単に始められるといったところでしょうか?中々、子供向けのプログラミング教室が近くにない!という場合でも、Scratchなら始めやすいでしょう。

実は、筆者も小学校2年生の頃にBASICと呼ばれるプログラミング言語から、エンジニアの世界に足を踏み入れた一人です。パソコンはオタク臭い、暗いなんてイメージを払拭して、ぜひ、子供の学習に取り入れていただきたいと思います。


この記事の著者

恋ピット編集部

電車の中や仕事の休憩時間の暇な時間にちょっといい情報が読めるコラムサイトを目指して、恋愛を中心にオリジナルのオピニオンを日々公開しています。女子のみなさんから大人の女性まで幅広い方からの支持を集めています。

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