誰にも言えないワキガの悩みとその対策法

ワキガの匂い

夏になると特に気になるのが、脇から発するあのニオイ。ワキガ。ネットのまとめサイトでは、有名芸能人のワキガ疑惑で賑わっています。
握手会に参加したらアイドルの脇から嫌な臭いが。そんな男性陣の声も聞かれているそうです。
そんなワキガですが、その原因を知り正しい対策をとってこの季節を乗り越えましょう。

ワキガは誰にでも発生するもの


にっくきワキガですが、その原因は毛穴に住み着いた常在菌と呼ばれる細菌が、汗や脂肪など人間が発する分泌物を分解。その分解された物質が強烈なニオイを発生させるのです。ですから、生きている人間であれば誰にでも発生しうることなので、私だけ?と悩む必要はありません。
そもそも、ワキガという名前からして、脇だけに発生するニオイなのかと思いきや、毛穴があればどこからでも発生する厄介なもの。もちろん、帽子をかぶってムレムレの頭にも、Vゾーンだって油断大敵です。

最近は、省エネやクールビズが流行ったおかげで、満員の電車の冷房も高め。汗がジワーと噴き出した挙句にみっちり8時間働いた日は、汗が十分すぎるほど分解されて、ニオイが出ないなんて方がおかしいのかもしれませんね。

欧米人と日本人の食生活の違いにヒントが


ところで、ワキガで悩む人は万国共通。世界中の人が悩んでいるんです。欧米人に至っては80%の人が何かしらのワキガ臭で悩んでいるというデータまであるのです。一方、日本では10%とやや少なめ。同じ日本人なのに、なんでこうも違うのでしょうか?実は、この違いにワキガの原因があったのです。

先日、アメリカのシカゴ近郊に出張をする機会があった筆者。職場の同僚宅を訪れることになったのですが、アメリカの家庭で出された食事はまさに欧米風。骨付き肉にマッシュポテトが山盛り、そしてコーンにバターを塗りたくり、そのコーンを食パンにこすり付けてコーン風味の食パンを主食に楽しむというものでした。

実際、一般的なアメリカ人の食事は、朝はシリアル、パンにコーヒーといった軽いものから始め、昼はハンバーガー、ピザ、タコスなど日本ではファーストフードに当たるものを友人や同僚と食べるようです。そして夜は、チキンやステーキなどの肉類。このパターンでローテーションをするのだとか。
高カロリーの食事ばかりで、脂肪もたっぷり。これが、肌の脂肪腺からジトーと出てくる訳ですから、臭いがなくなる訳がありません。

それであれば、そんな高脂肪の食事をやめて、脂肪分の少ない和食中心の生活に切り替えれば、自然にニオイも減ってゆくという訳です。
もちろん、肉だけが高脂肪な訳ではありません。牛乳やチーズなどの乳製品も脂肪を多く含みますので、低脂肪なものを選ぶか、他の食品で摂るなど減らす工夫をしましょう。

臭い撃退にはどんな食べ物がいい?


ワキガを直すには、どんな食生活をすればよいのでしょうか?
まずは、肌を弱アルカリ性に保ち、菌の繁殖を防ぐ工夫が必要です。特にビタミン類の正しい摂取が効率的。そこで、ワキガを抑えるのに役立つ栄養素を以下に取り上げます。

ビタミンA
ビタミンAは、肌の新陳代謝を促進し、抵抗力を増加させますので、菌の繁殖を抑えることに役立ちます。

ビタミンC
ビタミンCは、抗酸化作用があり、肌が酸性になることを防ぎます。もちろん、新陳代謝の上でもビタミンCは重要な栄養素であることは変わりありません。

ベータカロチン・ポリフェノール
ベータカロチンも肌の酸化を防ぐ栄養素の一つです。体を弱アルカリ性にする手伝いをします。

まずは、ビタミンAですが、これは人参を筆頭に小松菜やホウレンソウなどの葉物に多く含まれます。飲み会などで焼き鳥などを食べなければいけないシチュエーションでは、レバーだったらビタミンAを豊富に含みますからOKです。

次にビタミンCは、ピーマンや芋の他にグレープフルーツなどのフルーツに含まれますから、食事と一緒にとっても良いかもしれませんね。

ベータカロチンは、人参の他、モロヘイヤやニラなどの野菜にも含まれますし、ポリフェノールはワイン以外にも春菊やレンコンに含まれます。

以上を踏まえて料理を作るなら、煮物で人参や芋を摂取し、ホウレンソウのおひたしに、レンコンの和え物なんかいいかもしれません。そして、食後のデザートにフルーツを添える。そんな和食中心の食生活をすることで、ワキガも徐々に緩和されていくことでしょう。

ワキガも立派な生活習慣病の一つです。正しい、食生活で嫌な臭いを撃退したいですね。